WealthParkビジネスは「不動産オーナー様と管理会社をつなぐ」業務支援システムです。

管理会社様の利用中の基盤システムと連携し、毎月の収支情報物件情報テナントの情報等を、オーナー様にアプリ上やWebで共有することができます。また、オーナー様とのコミュニケーションをチャット機能で行うことで社内の情報共有をスムーズにし、報告・承諾状況を可視化するワークフロー管理などの機能を使って、オーナー様へのサービスを強化することができます。

現在、日本全国、管理戸数が数十室から数万室規模の幅広い管理会社にご導入いただいております。業務効率化、オーナー様へのサービス強化、管理受託の強化など、様々な課題に対してご活用いただけます。今回は2019年からWealthPakをご利用いただいているコスギ不動産(熊本県・熊本市)賃貸管理本部 PM事業課 課長 の友野様にインタビューをさせていただきました。

WealthParkビジネスの導入に至った経緯を教えてください。

当社は熊本市を中心に賃貸仲介、売買仲介、管理業を展開しています。約17,000戸を管理し、1,500人のオーナー様と日々お付き合いしています。

2016年の社長交代を機に、会社として業務効率化や生産性向上を図ることが決まり、現状の業務を変革することが打ち出されました。その中で不動産テックのツールに注目し始めたのがWealthParkを検討したきっかけです。

他の業界と比べて不動産業界は未だに紙の送付やファックスが当たり前で、業務効率を図るうえで、まずは紙を無くそう、送金明細表を無くそうということで、WealthParkの導入が決まりました。

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WealthParkビジネスを活用いただき、どのような効果がありましたか。

業務効率が非常に改善されましたね。導入をきっかけに、“そもそもこの書類は必要なのか”といった業務内容の精査を行った事もあり、以前は明細に封入するオーナー様へのお知らせが約2000通で、そちらを送るのに4時間かけて作業していたのが、いまでは250通ぐらいになって、1時間程度の業務量まで削減できました。送金明細書の数が減ったのと同時に、コスト面においても切手代や封筒代が大幅に削減することができました。

―チャット機能の活用はどうでしょうか。

オーナー様とのやり取りを電話からチャットに切り替えたことによって、オーナー様がより気軽にコミュニケーションできるようになったと感じています。また、これまで担当ごとに属人的な対応が求められていたやりとりが可視化されたり、文面からオーナー様の性格がなんとなく想像できたりする点も便利ですね。チャットの情報はメンバー全員に共有されますので、急な問い合わせがあっても、従来よりも早く対応できるのも強みだと思っていす。

また、当社は一斉送信機能を活用することでかなり業務が効率化されました。具体的には、満室期間の長いオーナー様は市場の状況変化やトレンドに対して敏感でなくなります。さらにコミュニケーションを取る期間が途切れてしまうと、いざ空室になった際にトレンドに応じた設備の増設などの提案が必要になる場合は、まず市況や分析を説明し、今のニーズを理解していただくことに時間がかかることが多いです。例えば、コロナ禍ではインターネットサービスや宅配ボックスがないと募集が厳しいというようなことですね。今年は一斉送信機能を利用してトレンドに応じた商材を随時ご案内や提案していますので、オーナー様側の検討スピードも速くなり、結果的に業務効率化につながりました。

―デジタルツールの活用は、これからの不動産業界にどのような影響を与えると考えていますか。

賃貸業法の改定によってオーナー様への報告や情報の開示が今後さらに求められている中で、デジタルの活用によって従来の業務を効率化して、最も我々が重要としている人対人のコアの部分により注力していくことがとても大事だと思っています。

そして、今の時代の入居者様やエンドユーザーの方が正直、ネットやスマホアプリ等に詳しい情報強者ですので、その変化に対応できる情報やスキルを提供していけることが管理会社として大事だと思いますのでそこを念願に今後もオーナー様の利用推進を行っていきたいと思います。

―友野様ありがとうございました。今後もWealthParkをよろしくお願いいたします。


不動産管理会社様は「不動産オーナー様の、一番大切なパートナー」です。中長期にわたり、オーナー様に「収益の最大化」につながるサービス提供を高めていきたいとお考えの管理会社様は多いでしょう。そんな世界の実現を目指して、テクノロジーを通じて不動産会社様のエンパワーメントを引き続きWealthParkとしてチャレンジをしていきたいと思います。

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