不動産投資を始めようといざ調べてみると、人口減少や経済不安、利回り、空室問題など様々な不安要素やリスクがあるためためらってしまう。その一方で、リスクが少ない太陽光発電投資に注目が集まっている。太陽光発電がなぜオススメなのか、不動産投資におけるリスクと比較して紹介する。

リスクを考えると不動産投資より太陽光発電投資


不動産投資と、太陽光発電投資を比較すると、太陽光発電投資にリスクが少ないことが分かる。
1つずつみていこう。

・利回りのリスク

不動産投資を始める場合、まず考えなければならないのが物件の利回りだ。不動産投資を行うのであれば高い利回りの物件を選ぶ必要がある。しかし不動産投資の平均利回りは6~12%と大きな幅がある。また、入居者がいることを前提としているため実質の利回りを予想することは難しい。近年では東京オリンピック前後に不動産価値が下げるリスクを回避するために、不動産を売却する方も増えている。

一方、太陽光発電投資は「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)※」があり、20年間の電力買い取りが国によって保障されている。このため表面利回りは10%前後と高い水準で安定している。

 

(画像=首相官邸HPより)

太陽光発電の利回りについて 詳しくはこちらもチェック

※注:再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)とは

再生可能エネルギー源(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス)よって発電された電気を、電気事業者が買い取る制度。買取価格は発電方式によって異なっている。地球温暖化などの環境対策やエネルギー源を確保の一環で2012年7月に施行された。2011年の東日本大震災や福島第一原子力発電所における事故などを経て、脱原発の気運が高まっており、再生可能エネルギー活用に期待が集まっている。

・物件選びのリスク


不動産投資物件を選ぶにあたり、物件の立地は非常に重要だ。たとえ高利回りの物件であっても、郊外や駅からの距離が遠いと入居者はつきにくくなる。そのため、駅近や人気エリアの物件を探す必要があるが、当然人気エリアでは物件の価格も高くなるため、投資額が高くなり、利回りが下がってしまう。

一方、太陽光発電投資は不動産投資に比べ立地に左右される可能性は低い。200~300坪ほどの広さと、日照時間が長い地域であれば始めることができる。土地の価格が低い地方や郊外で始めることができるのだ。

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・空室・家賃滞納リスク


不動産投資にとって空室は最も大きなリスクだ。当然、不動産投資は入居者がいなければ利益を出すことはできない。退去者が出てしまうと、空室期間は賃料収入がなくなってしまう。また、入居者が家賃滞納した場合も同様で、収入がなくなり、ローンの支払いだけが続くことになる。

太陽光発電には空室のリスクがない。また、先述したFIT制度によって売電が保証されているため滞納の心配もない。そもそも、日照が1カ月全くないということはあり得ず、太陽光発電は曇りでも発電することができる。

太陽光発電にリスクはないのか?


一見すると、太陽光発電投資にはリスクがないように思えるが、本当なのだろうか。

太陽光発電の投資物件サイト「タイナビ発電所」を運営するグッドフェローズ(東京都港区)佐伯淳二副社長は「確かに太陽光発電は不動産投資に比べて安定しているが、リスクが全くないわけではない」と語る。

・FIT制度による保証売電価格の低下


近年、国によって保障されている売電価格が低下している。FIT制度が施行された2012年は1Kwh(キロワットアワー)につき40円の売電保証があった。しかし、2017年には1Kwhにつき24円と、5年で価格が4割下がっている。投資対象として太陽光に注目が集まり、太陽光発電が急増したため、国は電力の買い取り価格を値下げした。

【保証売電価格の推移】

(画像提供=グッドフェローズ)

しかし、佐伯氏によると売電価格が低下したとしても「十分に利益を出せる」という。「企業による技術開発や、国内で堅調に太陽光発電の導入が進んだことにより、太陽光発電設備のコストも大幅に低下しています」(佐伯氏)。太陽光発電投資が始まった2011年頃に比べて現在では設備費が約2分の1にまで低下している。つまり、投資回収期間が以前と変わらず、高い利回りを維持しているのだ。

・機器の劣化や故障のリスク


次に、発電機器の劣化や故障のリスクだ。20年という長い投資期間には、自然災害や不具合によって設備の劣化や故障を起こす可能性がある。また、設備の盗難事件も発生するかもしれない。


パワーコンディショナー

こういったトラブルは、各メーカーの機器保証(10年・20年)や任意で加入する自然災害保険10年(盗難も含む)に加入することで対応することができる。また、太陽光発電設備が出火し近隣の建物に被害を与えた場合や、強風でパネルが飛ばされ民家に直撃した、といった際にも保険でカバーすることができる。

太陽光発電投資を始める際は、各メーカーの保証内容や保険についても相談・確認することでリスクを最小限に抑えよう。

・遠隔地の太陽光発電投資における管理リスク


先述したように、太陽光発電投資は土地の安い地方や郊外で行われる。そのため、投資家から遠く離れた地域になる場合が多く、管理や監視が困難になる。防犯や機器の故障などにいち早く対応したいトラブルに距離が問題となってくる。

こういった際に検討するべきなのが、太陽光発電のメンテナンスや保守管理会社の利用だ。発電設備の定期点検や部品交換、発電量の管理などをまとめて依頼することができる。また、太陽光発電を投資家自身が遠隔から監視するサービスもある。アプリや専用端末で発電量をいつでも確認することができ、異常が見つかればすぐに知ることが可能だ。

距離の問題は、太陽光発電投資に限らず不動産投資でも起こりうるリスクだ。管理会社や監視システムを利用することで、万全の体制を整えよう。

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太陽光発電の投資物件サイト「タイナビ発電所」は、全国にある20,000物件以上の中から、自分の希望に合った太陽光発電・小型風力発電物件を無料で探すことができる。

会員登録数は1.4万人と業界最大規模の再エネ投資物件サイトだ。

利用方法は簡単だ。会員登録を行ったあと、価格帯や利回り、物件のエリアといった条件を入力し、検索結果に表示された複数の物件に一括で問い合わせする。あとは各社のプランや物件の利回りを比較して検討するだけだ。

また、会員には非公開物件や、先行販売情報など、お得な情報を優先的に知る特典も付いている。今年の1月には会員向けにWeb査定機能をリリースしており、将来的に売却を考えている投資家は物件情報を登録することで市場での売却金額を知ることができる。

佐伯氏は「投資未経験の初心者でも始めやすいのが太陽光発電投資の魅力です。年収400万ぐらいの方でも大手信販会社を利用して初期投資がほぼ0円で投資できることから、近年ではサラリーマン投資家がかなり増えている。そうやって、太陽光投資を始めた人は、その旨味からリピーターになる人も多い」と語る。

まずはタイナビ発電所に無料会員登録して、本当に太陽光発電がオススメの投資商品なのか、その目で確認してほしい。

 
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