リオパートコンサルティング(旧:リオパートナーズオフィス・横浜市中区)は地震保険請求コンサルティングを行っている。無料で建物の検査を行い、地震保険が請求できた場合のみ保険金の一部を料金として支払われる。
今、同社では不動産会社を中心としたパートナーを募集している。一切の費用負担はなく、不動産オーナーを紹介するだけで、保険金が下りた際にインセンティブが支払われる仕組みだ。
2019年1月の日曜、収益物件を取り扱うダイムラー・コーポレーション(横浜市・中区)のセミナールームでリオパートコンサルティングのセミナーが開かれた。今回はその様子を伝えるとともに、両社の取り組みについて紹介する。
地震保険請求コンサルで、オーナーにもメリット還元!顧客満足度向上
ダイムラー・コーポレーションが地震保険請求サービスに興味を持ったのは2018年8月頃だった。手前味噌だが、当メディアでリオパートコンサルティングの地震保険請求サービスを紹介した記事から問い合わせしたという。
ダイムラー・コーポレーションは2007年に設立し、投資用不動産の販売や仲介を中心とした総合的な不動産事業を営んでいる。全国9,000人以上の不動産オーナー・投資家との繋がりがあり、定期的なセミナーやイベントを開催し、関係性を築いている。
ダイムラー・コーポレーション本社ビル
「これまでも、つながりある投資家やオーナー様から地震保険請求に関する相談を受けたことはありましたが、当社に知識やノウハウはありません。そういった案件が出てきたら、その都度対応できる業者を探して紹介していました。しかし、弊社にメリットはなく、地震保険が請求できたのかどうかも全く分かりませんでした」
と語るのは、同社・相馬圭太郎常務だ。
これまでも地震保険請求に関する相談はあったが、業者を紹介するだけで、案件がどう動いたのか、オーナーや投資家の顧客満足に繋がっているのかも分からなかったという。
「リオパートコンサルティングの記事を読んで、パートナーになれば、紹介するだけで手間なく成果が得られる可能性があること。また、実際にお会いして話を聞くと、顧客の進捗状況も共有していただけることが分かりました。当社にメリットがあるだけではなく、きちんと顧客満足度の向上にも繋がるサービスだと知りました」(相馬常務)
こうして地震保険請求サービスのパートナーとなったダイムラー・コーポレーションだが、大々的な告知や集客を行うことはなかった。投資家・オーナーからの相談があったら紹介するといった程度だ。
しかし、リオパートコンサルティングの荻野周一社長は「投資家やオーナーに取って高い関心があるサービスである」ことを伝え、セミナー開催を促した。
「オーナーにとって、地震保険は火災保険の付帯として加入しており、必要経費として支払っているケースが多い。しかし、地震保険を活用して利益を得ることができると知れば、必ず需要があると感じました」(荻野社長)
かくして、ダイムラー・コーポレーションはセミナーの開催を決定。投資家へのメールマガジンを中心に、セミナーの参加者募集を開始したのだ。
物件オーナー・投資家も高い関心!地震保険請求コンサル
2018年1月の日曜日、ダイムラー・コーポレーション本社のセミナールームには多くの不動産投資家・オーナーが集まっていた。メールマガジンのみの告知で、しかも日曜日開催という日取りを考えても、かなりの集客と言えるだろう。なかには遠方、兵庫県から参加した投資家の姿もあった。
熱心にメモを取る参加者と荻野周一社長(奥)
この日のプログラムは約60分のセミナーのあと、個別相談会を開くというもの。
荻野社長が地震保険の仕組みや全国の加入状況、請求コンサルティングについて解説していく。
分かりやすく地震保険について解説する荻野社長
前述のとおり、リオパートコンサルティングの地震保険請求コンサルティングは、完全成果報酬サービスだ。地震保険が請求可能な場合のみ、費用が発生する。
・相談料、調査員日当、現地訪問の際の交通費等々…全て無料
・調査対象判断の結果、調査対象とならなかった場合 調査対象とならない旨説明し対応終了…全て無料
・現地調査の結果、保険金請求不可と判定した場合 損保へ請求委困難の旨説明し対応終了…全て無料
・損保へ請求した結果、保険金受領できず…全て無料
当然、パートナーであるダイムラー・コーポレーションにも一切の費用は発生しない。
また、同社はこれまでグループ全体で述べ6,000件以上のコンサルティングを行っており、請求成功率が98%という実績が豊富である点なども、セミナー参加者の心を強く掴んだようだ。
セミナー修了後、個別相談会が開かれた。
投資家・オーナーの状況についてヒアリングを行う荻野社長
セミナー参加者の7割以上が個別相談を希望し、所有している物件の所在地や、物件の構造、地震保険の加入状況などのヒアリング、建物診断の日程などを取り決め、この日のイベントは終了した。
セミナーの結果、成果はあったのか?
ダイムラー・コーポレーションとのセミナーでどういった成果が出たのだろうか。
後日、荻野社長に話を聞いた。
早速、愛媛県の8階建て一棟マンションの調査をする予定とのことだ。
オーナーへのヒアリング段階では、加入している地震保険の状況から、ダイムラー・コーポレーションには約28万円のインセンティブが支払われることになるという。
ダイムラー・コーポレーションは、リオパートナーズコンサルティングのサービスを知り、電話1本で、投資家・オーナーの顧客満足を獲得するだけではなく、自社にも利益を生み出すことができた。
電話1本、15分程度の時間で、インセンティブと顧客へのフォローアップを可能にするリオパートナーズコンサルティングの地震保険請求コンサルティング。
・投資家やオーナーへ新しい提案のフックに
・売買時の仲介手数料の捻出するサービスのひとつに etc.
不動産会社の費用負担なし。無料で診断・請求サポートができる完全成果報酬型のサービスだからこそ、あらゆる場面で心置きなく活用することができる。
不動産会社と顧客双方にメリットがある地震保険請求コンサルティングを、活用しない理由は見つからない。