小田急電鉄 鎌倉でリノベーションホテルを開業
小田急電鉄(東京・新宿)は、Keeyls (東京・渋谷)と連携し、2020年3月26日(木)に、神奈川県鎌倉市内で「源(GEN)ホテル鎌倉」を開業する。
「源(GEN)ホテル鎌倉」外観 画像=プレスリリースより
「源(GEN)ホテル鎌倉」は、2017年3月に竣工した地上3階建ての既存物件の2・3階部分を小田急電鉄が賃借し、ホテル仕様にコンバージョンし、Keeyls(キールズ)へ賃貸して運営する。
客室は、洗練されたジャパニーズモダンをテーマとした内装で、ツインルームから最大6名で利用できる、約50㎡のファミリールームまでの3タイプ、全15室で構成している。
「源(GEN)ホテル鎌倉」は鶴岡八幡宮から徒歩1分、若宮大路に面している。北条氏の屋敷があったとされるエリアの一角だ。また江戸時代後期以降のものとされる出土品も多数あることから、敷地内には当時の井戸や鳥居、稲荷を再現しており、自由に参拝できる。
「源(GEN)ホテル鎌倉」のインテリア 画像=プレスリリースより
小田急電鉄とKeeylsは、既に小田急線下北沢駅・町田駅へ鍵の予約から受渡までを無人で繋ぐシステム「KEY STATION」に連動したキーボックスを設置することで連携している。「源(GEN)ホテル鎌倉」でも同システムを使用した無人チェックインサービスを採用している。働き手不足の中でも、高効率で安定したホテルオペレーションを目指す。