2月3日から今週金曜日(2月9日)までに発表された不動産業界のニュースを紹介します。(リビンマガジン Biz編集部)


■スタートアップ企業のためのコミュニティビル「SLACK SHIBUYA」3月渋谷にオープン


2月8日、都内でオフィスビルを企画・運営するリアルゲイト(東京都港区)は、オフィスビル「SLACK SHIBUYA(スラックシブヤ・渋谷桜丘町)」を3月にオープンすると発表した。


(画像=プレスリリースより)

同ビルは、渋谷駅徒歩5分、築40年で地上11階地下1階のビンテージマンションをリノベーションしたものだ。オフィス・会議室・イベントスペース・共用ラウンジ・ルーフトップテラスなどが用意されている。

また、スタートアップ企業の支援や入居時の初期コストを全額免除するプログラムを準備し、企業成長をサポートする。創業5年以内の企業を対象にしたスタートアップサポートプログラムでは、応募条件をクリアすれば、入居審査基準を緩和、保証金・事務手数料・保証会社委託料の免除が適用される。また、6カ月という短いスパンでの契約も可能だ。

スタートアップサポートプログラムの内容

(画像=プレスリリースより)

選考内覧会の予約受付も開始している。

■地図検索サイト「MapFan」、「未来地図×不動産検索サービス」をリリース


2月8日、デジタル地図のインクリメントP(東京都文京区)は、運用する地図検索サイト「MapFan」をバージョンアップし、「未来地図×不動産検索サービス」を開始したと発表した。



(画像=プレスリリースより)

同サービスは、3年先までに開業する暮らしに直結する施設(病院・保育園・幼稚園・学校・商業施設など)の情報を現在の地図に重ねて表示することができる。また、アパートやマンションの賃料や購入価格、間取りといった情報を絞り込んだ物件検索が可能で、不動産会社への問い合わせも可能になっている。

■「住まいサーフィン」第40回マンション購入に対する意識調査の公表


2月8日、スタイルアクト(東京都中央区)が運営するマンションメディア「住まいサーフィン」が「第40回マンション購入に対する意識調査」の結果を公表した。

同メディアに登録している21万人のうち、直近3カ月間に新築マンションの販売センターに行った経験のある会員を対象に、マンションの購入に対するアンケートを実施したものだ。

マンションの「購入意欲が増している・やや増している」と回答した人は48.7%と、前回調査(2017年11月)よりも8.7%上昇している。

購入意欲について

(画像=プレスリリースより)

「消費税が増税される2019年10月までに購入したい」という質問に対し、「そう思う・まあそう思う」と回答した人は43.6%で、消費税増税前にマンションの購入を検討している人が多いことが分かった。

消費税が10%になる2019年10月までにマンションを購入したい

(画像=プレスリリースより)

■2月24日より3日間、大規模コンサート開催による宿不足問題に対し学生マンションを無償で提供

学生マンションの企画開発・仲介・運営を行うジェイ・エス・ビー(京都府京都市)は、2018年2月24日(土)~26日(月)の3日間、九州大学前期入試の受験生に対し、管理している学生マンションを無償で宿泊所として提供すると発表した。


(画像=プレスリリースより)

例年福岡市内では、九州大学前期入試と人気歌手やグループのコンサートが同時期に行われることが多く、宿不足が深刻な問題になっていた。

同社が無償で提供する学生マンションは5棟で、いずれも九州大学伊都キャンパスの近くや、最寄り駅であるのJR筑肥線「周船寺駅・九大学研都市駅」周辺エリアに位置している。布団やアメニティグッズも用意される予定で、電気・水道なども完備されている。

 
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