住宅・不動産ポータルサイト「LIFULL HOME’S(ライフル ホームズ)」の企画・運営を手がけるLIFULLは9月19日、同社サイトのiPhoneアプリの最新バージョンの提供を開始したと発表した。今回のバージョンアップで、iOS用の新しいフレームワーク「ARkit」に対応した。
※プレスリリースより
そもそもiPhoneアプリ「LIFULL HOME’S」は、2009年12月に国内では業界初の住まい探し専用アプリとしてリリースした。
その後、Android、iPad、Windows8、Android Wear、Apple Watch、Apple TVなど幅広いデバイスに対応し、各デバイスの特性に応じた機能や操作で、使いやすさ・探しやすさを追求してきた。2016年3月には、累計400万ダウンロードを突破した。
iPhone、Androidアプリでは、物件見学時に写真やコメントで物件の特徴を記録できる「見学メモ」や、住み替えの検討開始から住み替え完了までのタスクがひと目でわかる「やることリスト」を搭載するなど、物件の検索だけでなく、住み替え全般をサポートしている。
今回のバージョンアップでは、新たに「ARお部屋計測」が追加された。
これはiPhoneのカメラをかざすだけで簡単に室内のサイズを計測できるというもの。
計測の際、同社キャラクターのホームズくんが出現して画面上を走り、室内を1cm単位で採寸する。
新機能は、「見学メモ」の追加機能となる。
「見学メモ」は物件見学中に撮影した写真をGPS機能により自動で部屋ごとに分類して保存する機能だが、「ARお部屋計測」で計ったサイズもこれと同様に、自動で同じフォルダに保存される。
「ARお部屋計測」で手持ちの家具が入るかをチェックし、「見学メモ」で室内の様子を写真で記録するなど、物件見学の時にしておきたいマスト事項を、一括してホームズくんが解消するという。
「ARお部屋計測」機能は、iOS11以上の「ARkit」対応デバイスで利用できる。
同社では、LIFULLグループは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、より多くのみなさまの暮らしを安心と喜びで満たす、住生活情報サービスを提供してまいります、としている。
■iPhoneアプリ「LIFULL HOME’S」
https://itunes.apple.com/jp/app/id342650611