東証1部上場で、大阪府、兵庫県、和歌山県などの近畿圏で分譲戸建て、マンションなどの住宅・不動産事業を手掛けるフジ住宅は9月12日、和歌山市内に分譲一戸建て住宅における販売事業の新たな営業店舗として、「夢の住宅館」を開設すると発表した。
営業開始日は9月16日からを予定している。
※プレスリリースより
この開設は、2016年8月30日に開催された取締役会で、和歌山市内での分譲一戸建住宅(自由設計)販売事業を積極的に展開することを決議したことによるものだ。
目的としては、同社では今後、和歌山市内を安定的な事業エリアとしてとらえ、より効果的な営業活動を実施するための集客営業店舗として「夢の住宅館」を開設するという。
和歌山市内での展開を決めた理由としては、同地域での同社の知名度や、これまでの実績、信頼度の高さなどに加え、同社が分譲住宅事業で培った街並み開発のノウハウを活かした取り組みにより、同地域における分譲一戸建住宅の販売活動が順調に推移していることが大きい。
「夢の住宅館」について、同社としては、家族の夢の住まいづくりを楽しく体験できる新感覚の営業店舗にしていきたいとしている。
それ以外でも、最新の設備やインテリア、エクステリアの実物展示を行い、「見て」「触れて」「選ぶ」ことができる体感型の展示を行うという。
また、家の構造がわかる模型や、地震の揺れを感じることができる地震体験装置など、来場者が体感しながら家づくりが学べる施設を備えている点も特長になる。
さらに、館内には大人が安心して見学できるようにキッズコーナーを備えている。ほかにも焼き立てのパンやドリンクの無料サービスもあり、家族そろって楽しく家づくりが学べる空間にしている。
「夢の住宅館」の所在地は、和歌山市鳴海字砂子1015-1となる。
なお同社では、今回の試みが今年度の業績に与える影響はすでに業績予想で織り込み済みとし、来期以降の業績にさらに貢献することが予想されるとしている。