インターネットを利用した各種情報サービス業務を提供するTRANSIBLEは9月11日、インターネット上に散在している賃貸物件情報を1カ所で検索できるエンジン「akibaco(アキバコ)」を開設したと発表した。
「akibaco」 ※プレスリリースより
同社は、企画開発プロバイダーのダブルスタンダードと、プラントメーカーの日揮、不動産賃貸仲介のアパマンショップホールディングス、IFホールディングスの4社による合弁会社で、今年3月24日に設立された。
会社設立以降開発を進めてきたが、今回の「akibaco」が最初のサービス提供となる。
そもそも同サービスの開発は、「家探しによるストレスの解消」を目的としている。
家探しを行う際、複数のポータルサイトを閲覧し、そこで知り得た情報を収集し比較検討していくというケースが少なくない。また情報収集を行っていると、「このサイトで探してみたけれど、もっといい物件が他のサイトにあるのでは?」と感じる人もきっと多いのではないだろうか。
しかし、複数のポータルサイトで1から同じような検索条件を入力するという煩雑な作業から、物件探しに疲れて果ててしまう、そんなユーザーも多いはず。
こうしたストレスを解消するために、同検索エンジンを開設するに至ったという。
「akibaco」ロゴ ※プレスリリースより
サイトの概要は、次の3点。
1.「家を探そう」の入口に
2.こだわり条件や豊富な街情報
3.同一物件の単独表示
1では、日本全国の賃貸物件情報を一堂に集め、ユーザーの希望する条件に合わせた検索結果を表示、希望物件を取り扱っているポータルサイトを案内することを実現した。「akibaco」で検索すれば、「もっといい物件が他のサイトにあるのでは?」など、これまで多く聞かれた悩み、課題点のソリューションが行える。
2では、路線や駅、地域検索の他にもデザイナーズ物件やリノベーション済み物件、高級物件などさまざまなこだわり条件から賃貸物件を探せ、住みたい街の豊富な情報を入手することができる。
3では、独自の検索結果表示技術を活用し、個別のポータルサイトで散見された同一物件の複数表示を極力減らし、ユーザーにとって使いやすい仕組みを提供する。
■賃貸物件検索エンジン「akibaco」
http://www.akibaco.com