ビル用建材・住宅用建材・エクステリア建材の開発・製造・販売などを手掛ける三協立山と、同社傘下で建材事業を行う三協アルミの両社は9月8日、宅配ボックスやポスト、表札などのアイテムを自由に組み合わせできる機能ポール「フレムス」シリーズから、宅配ボックスのみを独立させた新商品の宅配ボックス「フレムス」を発売すると発表した。発売は10月2日から開始する。
宅配ボックス「フレムス」(埋込タイプ)ミドルタイプ
※プレスリリースより
また、機能ポール「フレムス」もタイプを追加し、宅配ボックス関連商品のバリエーションを拡充させる。
機能ポール「フレムス」1型(埋め込みタイプ) ※プレスリリースより
これは、昨今のネット通販の普及により急増した宅配便の再配達が社会問題となっていることに加え、不在時でも荷物の受け取りが可能な「宅配ボックス」の需要が高まっていることに対するソリューションという位置付けになる。
環境省が推進する宅配便再配達防止に取り組むプロジェクト「COOL CHOICE キャンペーン」に同社は賛同しており、戸建て住宅向けの新商品宅配ボックス「フレムス」の発売や、機能ポール「フレムス」のタイプ追加など、宅配ボックス関連商品のバリエーションを拡充することで、宅配便の再配達低減に貢献していくとしている。
今回の商品拡充により、後付けで宅配ボックスのみを希望するお客、狭小住宅などで敷地に制限がある場合など、新築・リフォームを問わず、幅広いニーズのお客へ「フレムス」シリーズの提案が可能になったという。
特長は、次の3つになる。
(1) 住まいの敷地にあわせて選べる「フレムス」シリーズの豊富なバリエーション
(2) 後付けしやすい土間工事不要の「ベースプレートタイプ」をラインアップ
(3) 安心・安全の宅配受け取りシステム
(1)では宅配ボックス「フレムス」には、大容量の「ミドルタイプ」に加え、奥行きサイズをコンパクトにした「ハーフタイプ」、横幅をスリムにした「スリムタイプ」をラインアップ。敷地制限のある狭小住宅などでも利用可能となる。機能ポール「フレムス」には、従来からの「ミドルタイプ」に加え、「ハーフタイプ」を新たに用意した。
※プレスリリースより
(2)では、宅配ボックス「フレムス」の納まりは、「埋め込みタイプ」に加え、リフォーム時などに後付けしやすいよう、土間工事が不要な「ベースプレートタイプ」もラインアップした。すでにコンクリートが敷かれ穴を開けたくない場合など、住まいの敷地条件に合わせて選べる。
※プレスリリースより
(3)では、電源工事不要・電池不要のなつ印機構付きの宅配ボックスを採用。また、1回の配達(荷物を投函して施錠)でのなつ印は1回のみ、複数回なつ印できない「いたずら防止」機構付のため、安心して使用できる。
※プレスリリースより
また、万一子どもが閉じ込められた場合でも、内部のレバーに触れると施錠が解錠され、内部から扉が開けられる安心機能を標準装備している。
※プレスリリースより
宅配ボックス「フレムス」(埋め込みタイプ)のミドルタイプ、カラーがTPL(トラッドパイン + サンシルバー)のもので参考価格は13万2600円。機能ポール「フレムス」1型(埋め込みタイプ)で、使用アイテムが宅配ボックス、ポスト、表札、照明、インターホン、ミドルタイプでカラーがTPL(トラッドパイン + サンシルバー)のもので参考価格は26万3400円となる。
※プレスリリースより