家電メーカー最大手のパナソニックは9月8日、大阪市北区大深町にあるパナソニックセンター大阪の「Re-Life Story(リライフストーリー)」の住空間展示「猫カフェ in わが家」をリニューアルすると発表した。
リニューアルオープンは9月15日となる。オープン日から4日間は、展示を紹介するガイドツアーを開催する。その後も定期的に「INTERIOR CAFE Livmore(インテリア カフェ リブモア)」のデザイナーによるインテリア相談やミニセミナーを実施する。
パナソニックセンター大阪の住空間展示「猫カフェ in わが家」イメージ ※プレスリリースより
近年の「ペットの室内飼い」の増加にともない、「ペットのための家づくり」への関心が高まっているが、そのようななかご近所トラブルなども増えており、ペットと住まいの在り方が大きく問われている。そうした時流に対応するためのリニューアルオープンとなる。
そもそも「猫カフェ in わが家」は2016年7月のオープン以来、ペットオーナーから注目を集めている。同展示で提案しているキャットウォークを兼ねた収納家具のアイディアなどが実際のリフォームに取り入れられているなど、実績を積み重ねてきている。
パナソニックセンター大阪は「Re-Life Story」をテーマに、自分らしいくらしを実現したい大人世代に、住空間展示を通してライフスタイルを提案しているが、今回のリニューアルでは、ペットが心地よく過ごすための機能を備えながら、デザインの統一感や家具にもこだわったスタイリッシュな空間づくりを提案するという。
デザインを担当する「INTERIOR CAFE Livmore」は、「インテリアを通して『暮らすこと』『生きること』をもっと面白く楽しくしたい」というコンセプトのもと、ひと部屋からインテリア相談を行えるカフェなどを運営する。カフェの運営以外にも、インテリア提案・製作・施工などを手掛け、「壁紙の張替」や「家具のご提案」、「部屋全体のコーディネート」など、相談内容・要望に応えられるさまざまなメニューを用意している。
リニューアルする展示場ではシンプルな「インダストリアルスタイル」を基調に、リビングダイニングを自由に回遊できるキャットウォークや、猫の爪対策がされた壁や扉、水洗いできるカバーを使ったソファなど、猫と飼い主のためのさまざまなアイディアを融合させたLDKを再現する。
同社では、今後もお客様へのライフスタイル提案を通じて「A Better Life, A Better World」の実現に貢献していきます、としている。
■パナソニックセンター大阪 施設案内
http://www.panasonic.com/jp/corporate/center/osaka/floor.html