LIXIL住宅研究所 アイフルホームカンパニーは9月2日、主力の2階建て注文住宅商品「家族の絆と夢を育む家『セシボ』」の商品体系を見直し、新シリーズ3商品を発売した。セシボ新シリーズの初年度の販売目標は1800棟を掲げる。
「セシボ」外観 ※プレスリリースより
新商品はZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準超の断熱性能でフラグシップ商品の「セシボ極(きわみ)」、ZEH基準以上で健康・快適に暮らせる家「セシボ零(ぜろ)」、2016(平成28)年基準の断熱性能の「セシボ爽(そう)」の3シリーズ。
そもそもセシボは2008年に発売を開始した。キッズデザイン(こどもにやさしいはみんなにやさしい)をコンセプトに「安全・安心」「生涯コストの抑制」などにこだわり、長く住まわれるお客目線に立った住宅として、商品開発を進めてきた。
今回、これまでのこだわりは継承しつつ国の政策や社会的背景を踏まえ、気密性能と断熱性能という基本性能を強化した点が大きな特長といえる。
「ミライまで健康・快適に暮らせる家」をテーマに、住まい手が末永く、幸せ豊かな家づくりを実現できる住宅へと進化させた。
まず「セシボ極」は、耐震等級3相当の耐震性能に制震システムを搭載した躯体をベースに、オリジナルの高断熱パネル+付加断熱とし、断熱性能の高いクリプトンガス入りのトリプルガラスの樹脂サッシを採用。ZEH基準を超える断熱性能に太陽光発電システムを標準搭載した。
さらに、第三者評価の省エネルギー性能指標「BELS」(ベルス)を基本仕様とする。
「セシボ零」は、耐震等級3相当の耐震性能に制震システムを搭載した躯体をベースにZEH基準以上の高気密・高断熱仕様で、トリプルガラス、太陽光発電システムを標準搭載している。健康・快適に暮らせる高性能な商品。
「セシボ爽」は2016年基準の断熱性能で、構造用面材を用いたモノコック構造で耐震等級3相当をクリアするコストパフォーマンスに優れた商品。
3シリーズの断熱性能は、UA値0.30W/(㎡・K)~UA値0.69W/(㎡・K)。極と零の気密性能はともにC値0.61㎠/㎡相当(想定値)。
40坪建物本体参考価格は、税抜き1192万円~1920万円。
(左)段差のあるスキンシップ空間提案イメージ ※プレスリリースより
(右)ツリーハウスのような書生提案イメージ ※プレスリリースより
同社では、家族みんなの絆を深め、家族一人ひとりの夢をかなえる「生涯にわたって幸せな暮らしをずっと続けていける住まい」を今後もご提案していきます、としている。