年間約400棟の注文住宅を手掛けるフリーダムアーキテクツデザインは8月26日、不動産仲介サービス「DEZAMADO(デザマド)」を開始した。
同社の関東にある9つのスタジオに相談窓口を開設する。今後、関東だけでなく全国のスタジオで「DEZAMADO」窓口を設置する予定という。
※プレスリリースより
同サービスは、注文住宅に限らず住宅購入を検討するお客の相談に無料で応じる窓口で、自社の商品に限らず他社の住宅についても提案を行うというもの。
不動産選択コンサルティングや資金計画シミュレーション、候補宅地診断、VR(仮想現実)デザイン住宅展示場など、「7つのメニュー」を無料で用意し、お客のライフプランに合わせた住宅購入の最適な選択肢を提案するという。
前述したが、他社との連携により、同社の注文住宅購入以外にもお客の要望に合わせて新築住宅もしくは中古、戸建て、建売り住宅、マンションなどさまざまな選択肢から提案をできるというのがセールスポイントになる。
同サービス導入の背景について、同社が行った独自の調査によるところが大きい。
その調査によれば注文住宅を建てることを決めていない状態で同社に来店し、検討したうえで建売住宅、マンションなど注文住宅以外を購入するお客が過半数を超えることが判明した。そのようなお客に対し、土地選びも含め住宅購入の際に様々な選択肢を横断してアドバイスできる相談窓口が少ないということが分かったという。
同サービスの「7つの無料メニュー」は次の通り。
(1)不動産選択コンサルティング
(2)資金計画シミュレーション
(3)VRデザイン住宅展示場
(4)住宅プラン作成
(5)間取りセカンドオピニオン
(6)購入エリア相談
(7)候補宅地診断
(1)では注文建築から分譲住宅・マンション、中古リノベーションまで、それぞれの不動産タイプのメリットやデメリット、検討すべきポイントをわかりやすく解説し、お客の理想に合った不動産選択をサポートする。
(2)では不動産購入のタイミングから、買った後のライフプランに至るまで資金計画に関する疑問や相談について応じる。
(3)では戸建住宅とマンションの違いやこれまで同社が手がけてきたデザイン住宅の実例など、その場でないと分かりづらい感覚や図面を見ただけでは気付けない感覚についてVR(仮想現実)を通して体感してもらう。
(4)ではお客の理想の暮らし方をきめ細かく聞き出し、同社の設計者理想の間取りを無料で作成、提案する。
(5)では他社の間取りプランに、同社の設計者がアレンジ案などを提案する。
(6)ではお客の「こんな暮らしがしてみたい」という想いをスタートラインに、沿線や住所からではなく、理想のライフスタイルにふさわしい購入エリアを提案する。
(7)では設計者と不動産のプロ、両方の視点からお客が検討中の候補地を無料で診断する。
同社では、今後も時代の価値観を先取りした事業展開を行い、より多くのお客様に世界でたったひとつの住まいをご提案しながら、デザイン住宅をもっと身近に感じられる社会を目指して参ります、としている。
■DEZAMADO
http://dezamado.com/