AI(人工知能)とビックデータを活用し、中古マンションを仲介手数料最大無料で購入・売却ができるマンション売買WEBサービス「カウル(kawlu)」を運営するハウスマートは8月23日、フィンテックを活用した住宅ローンコンサルティングサービスを提供するMFSと業務提携したと発表した。
「カウル」は2016年1月のサービス提供開始以来、会員数は7000人を超え、流通総額は33億円を突破している。
この「カウル」ユーザーが「モゲスコア」を取得できるサービスを業務提携同日より開始した。
※プレスリリースより
MFSが提供する「モゲスコア」とは、住宅購入希望者の収入や勤続年数などによって住宅ローンの返済能力(信用力)を測定し、年収の何倍まで住宅ローンを借り入れできるかを示す日本初のクレジットスコアのことで、これによりカウルのユーザーは、住宅購入の検討段階から住宅ローンの借り入れ条件を想定した物件探しを行えるようになったという。
※プレスリリースより
「モゲスコア」の算出方法は、住宅購入希望者の収入状況および安定性を判断する重要な10項目、例えば年収、勤続年数、家族構成などから、住宅購入希望者の信用力を判断し、算出される。
それと同時に信用力に応じた適用金利の目安も掲示する。
モゲスコアに年収を掛け合わせて100で割ったものが借り入れ可能額となる。
例として、「モゲスコア700点」×「年収500万円」÷100=「住宅ローン借り入れ可能額3500万円」
提携の背景として、利用者から、金融機関が行う事前審査は数日程度を要するため、審査結果が出るまでは正確な資金計画を組み立てることが難しいという声が多く寄せられたことにある。
そこで利用者がカウル上で物件探しをよりしやすくなることを目的に、今回の提携に至ったという。
住宅購入を検討している利用者は、カウル上で必要項目を入力するだけで、金融機関への審査申込み前に借り入れ条件を想定でき、その条件に合った住宅購入のための予算作りが可能となる。
このサービスで算出された借り入れ条件を、カウルの物件提案ロジックに組み込むことで、利用者の購入したい物件の条件と借り入れ可能額の双方を考慮した最適な物件提案を行うことを実現した。
■「カウル」
Web版:https://kawlu.com/
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Androidアプリ版:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.housmart.kawlu