三井不動産は8月23日、東京・台場の「ダイバーシティ東京 プラザ」フェスティバル広場に「実物大ユニコーンガンダム立像」の展示を9月24日から開始すると発表した。
©創通・サンライズ 実物大ユニコーンガンダム立像 公式ロゴ ※プレスリリースより
「機動戦士ガンダムユニコーン(UC)」は、機動戦士ガンダムから続く宇宙世紀を舞台とした物語の新章として、作家・福井晴敏氏による同名小説を2010年からサンライズが映像化した人気アニメーション作品。重厚なストーリーと魅力的なキャラクター、メカニックデザイナーのカトキハジメ氏によるメカニックデザインはファンにも好評で、小説累計300万部、Blu-ray&DVD累計190万枚、総有料配信数100万回を超える大ヒット作品になっている。
©創通・サンライズ ※プレスリリースより
立像の展示に先立ち、玩具メーカーのバンダイが8月19日、同プラザ7階に新施設「THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京)」をオープンしている。
同プラザはガンダムファンに向けた情報発信の拠点で、国内最大規模の「ガンプラ」総合施設という点がセールスポイントになる。
今回展示される「実物大ユニコーンガンダム立像」は全高19.7m、重量49トンで、発光箇所は50カ所におよぶ。
©創通・サンライズ 実物大ユニコーンガンダム立像(この画像はイメージです) ※プレスリリースより
30分ごとに行われる演出時にユニコーンモードからデストロイモードへ変身するのが特徴だ。
主な変化として、角の開閉、顔のモード変更、肩・腰・膝パーツの展開、サイコフレームの露出などを可能な限り再現する。また、カトキハジメ氏作成の新規デカール(模様をよりリアルに再現するためにプラモデル・模型に貼るもの)が追加されるという。
9月24日のオープン以降は立像と壁面に映される映像とのコラボレーションが人気の演出「Wall-G」を実施する予定という。
隣接地には「GUNDAMトレーラーショップ」がオープンし、関連商品も購入できるという。
展示を記念して、期間限定キャンペーンが3つ展開される。
まずは、「実物大ユニコーンガンダム MSカメラ」。
AR(拡張現実)機能を搭載したiOS/Android向けのカメラアプリを無料で配信。
建設中の「実物大ユニコーンガンダム立像」前に設置されたマーカーなどにカメラをかざすと、画面上に完成時のユニコーンガンダム立像(AR画像)が出現し、いち早く立像のイメージ撮影が可能という。
さらに、同プラザ館内にある8カ所のキャラクターフォトスポットに設置されたポスターにカメラを向けると、「機動戦士ガンダムUC」に登場するキャラクターが出現し、一緒に記念撮影ができるサービスも実施中だ。
開催期間は9月23日までとなる。開催場所はダイバーシティ東京 プラザ館内およびフェスティバル広場。
©創通・サンライズ アプリロゴ ※プレスリリースより
次に、「実物大ユニコーンガンダム立像 フォトデッキ」。
立像のオープンに先駆け、シンボルプロムナード公園内の立像正面にフォトデッキを設置する。立像を自由に撮影できるほか、プロカメラマンによる撮影とオリジナル台紙での写真の有料販売も実施する。期間は8月26日~11月26日までで、時間は10時~18時を予定している。
カメラマンによる撮影とオリジナル台紙の販売は税込み1500円。開催場所は、シンボルプロムナード公園実物大ガンダム立像前周辺となる。
写真台紙イメージ ※プレスリリースより
そして、「THE GUNDAM BASE TOKYO」オープン記念スタンプラリー。
「THE GUNDAM BASE TOKYO」のオープンを記念して、同プラザ館内でスタンプラリーを実施している。館内4カ所でスタンプを集めた人に、先着で特製ピンバッジを記念品としてもらえるという。
同イベントは期間限定で実施し、予告なく終了するという。特製ピンバッチは数量限定となる。
左 ピンバッジイメージ ※プレスリリースより
右 スタンプラリー台紙 ※プレスリリースより
常設店舗として、ガンダム関連商品を取り扱う「GUNDAM TRAILER SHOP(ガンダムトレーラーショップ)」がフェスティバル広場にオープン。
店内は商品の販売のほか、「THE GUNDAM BASE TOKYO」の施設紹介や「機動戦士ガンダムUC」作品紹介コーナーも設置する。
入場料は無料で、営業時間は10時~21時まで。
バンダイが運営する「THE GUNDAM BASE TOKYO」も同プラザ7階にある。
「ガンプラ」に関するさまざまな情報を、訪日観光客の多い臨海副都心エリアから「つくろうガンプラ!」をテーマとして、全世界・全世代のガンダムファンへ発信する。
施設内には、約2000種類の商品を販売する「ショップゾーン」のほか、購入した商品を組み立てることができる「ビルダーズゾーン」、プラモデルが出来るまでを学べる「ファクトリーゾーン」、企画イベントや限定品の販売などを行う「イベントゾーン」などで構成されている。さまざまな空間で「ガンプラ」の世界を楽しめる。入場料は無料で、営業時間は10時~21時まで。
©創通・サンライズ ※プレスリリースより
同プラザの運営は、同社子会社で商業施設の運営・管理を手掛ける三井不動産商業マネジメントで、2012年4月の開業以降、国内外から多くの来場者が足を運んでいる。「劇場型都市空間」というコンセプトに、ショッピングのほかにも、遊び、くつろぎ、そして驚きや感動を体感できるような東京の名所として、今後もさらなる取り組みを行っていくという。
■オフィシャルHP http://www.unicorn-gundam-statue.jp/ar.html
ガンダムUCオフィシャルHP http://www.gundam-unicorn.net/