野村不動産、野村不動産アーバンネット、野村不動産リフォームのグループ3社は8月22日、新たにリノベーション事業「bespo(ビスポ)」を立ち上げ、それに併せてポータルサイトを開設したと発表した。
※プレスリリースより
新事業はグループ内に蓄積された総合力を活用して、リフォームのプランナーが「自宅をリノベーション」「中古を買ってリノベーション」「リノベーション済み物件を探す」という3つの機会それぞれに、お客にとって最適なプランを提案するというもの。
グループ3社の役割として、野村不動産はリノベーション済み物件の企画・販売、野村不動産アーバンネットは中古物件の紹介、野村不動産リフォームはリノベーションのデザイン・企画提案・施工をそれぞれ担当する。
※プレスリリースより
bespoとは「be spoke」の造語で、お客の話を聞きながら服を仕立てるビスポークに由来する。
「住みたいはデザインできる」というキャッチコピーのもと、お客の希望を引き出しながら、グループの知見が生む提案力と実現力によって世界にただ一つの暮らしをトータルデザインするという。
グループ3社による新事業の立ち上げは、近年の新築・中古市場の需給バランスの変化によるところが大きく、いくつかの調査機関などでは中古マンション成約件数が新築マンション供給戸数を上回ったという。
こうした生活者の住宅取得ニーズに応えるための新たな選択肢を提案することが目的で、新築住宅から中古住宅へ循環型住宅市場への転換の流れは現在の国策を鑑みても不可避と判断した。
そこでグループ3社では、増加する既分譲ストックを活用しながら優良な中古・リノベーション住宅を提供することで、中古市場および住宅市場におけるリノベーションの地位を高め、品質と安心を核とした新たな価値を創造するために、リノベーション事業を始動させた。
新事業の特徴として、「自宅をリノベーション」「中古を買ってリノベーション」「リノベーション済み物件を探す」という住まいのリノベーションの3つの機会を、グループの総合力でトータルに提供すること。
プロの総合力で、デザイン・設計・資金計画・物件探し・施工とすべての場面で、グループのリレーションシップとコンサルタント力でフルサポートすること。
お客の要望を聞き出し、ゼロから行う自由設計をはじめ、ライフシーンのアイデアやインテリアのスタイル、こだわりのパーツから選ぶリノベーションなど、豊富なメニューを用意し、自由で簡単なプロセスで希望の住まいづくりを実現する。特に、マンションのスケルトンリノベーションには定額制を基軸に導入する。
ほかに、グループ独自の検査を行い、200項目以上のより厳しい品質チェックを実施し、高品質のリノベーションを提供。アフターサポート対応の専門部署を設け、不具合が生じた際に迅速かつ確実に対応することが、今回の新事業の特徴といえる。
■リノベーション事業「bespo(ビスポ)」ポータルサイト
https://www.n-bespo.jp/