注文住宅など住宅事業を手掛ける桧家ホールディングスは8月16日、経営コンサルティング事業、FC事業、住宅不動産事業などを手掛けるハイアス・アンド・カンパニー(以下、ハイアス)と事業提携すると発表した。
※プレスリリースより
今回の提携では、同社が住宅ファイナンシャルプランニング(FP)サービスを提供する住宅・不動産会社の全国ネットワーク「リライフクラブ」による資格取得の推進、教育研修、提案ツールの整備を強化し、注文住宅部門、売買仲介部門におけるFP提案体制を強化する。
同社のFP提案サービスでは、住宅に関するマネープランだけではなく将来のライフプランまで見据えた住宅検討のサポートを無料で行う。
年金不安など将来のライフプランの不透明感が高まる社会背景のなか、人生で最も大きな買い物となるマイホーム取得において、同グループを訪れるお客が最適、最善の判断を下すためのサポートとなるようにFP提案体制を強化させる。
これらの体制強化にあたり、ハイアスが提供する資金相談ASP(Application Service Provider)ツール「ハイアーFP」を導入し、同社が出展する総合展示場モデルハウスで、2017年度末は400名超のFPアドバイザーの人員体制を実現、3年後の2020年度末には1000名体制まで増強していく計画という。
このハイアーFPの特徴として、ライフプランニングを踏まえた住宅購入の検討で、お客が適切な判断を行えるようにFP相談の結果をその場で数値、グラフで可視化できる。
※プレスリリースより
また、FP相談の結果はすべてプリントアウトして、お客へ渡すことも可能だ。
ライフプランを見据えた「マイホーム購入の最適予算の検討」「最適購入時期の検討」から、「住宅ローン減税の還付金計算」など住宅検討における様々な数値を住宅展示場(モデルハウス)のその場でシミュレーションすることもできる。
そして、ハイアーFPを活用したお客へのFP相談は、ハイアスの研修プログラムを受講して、一定レベル以上のスキルを持った同社スタッフが実施する、としている。