総合住宅メーカーの大和ハウス工業は8月9日、全国展開のフラワーショップ「青山フラワーマーケット」を運営するパーク・コーポレーションとコラボレーション企画を行うと発表した。
「グリーンと暮らすまちなかジーヴォ」外観 ※プレスリリースより
同社の地域密着型オープンハウス「まちなかジーヴォ」とパーク・コーポレーションの空間デザインブランド「parkERs(パーカーズ)」によるコラボで、8月10日から千葉県流山市でオープンハウス「グリーンと暮らすまちなかジーヴォ」の一般公開を開始した。
営業時間は10時~18時までで、火・水・祝日は定休となる。
※プレスリリースより
パーク・コーポレーションの空間デザインブランド「parkERs」は、「Living With Flowers Everyday」というコンセプトのもと、花と緑に囲まれた「場」を提供する部門として、グリーンを駆使した空間デザイン事業を展開する。花屋ならではの感性を生かした花やグリーンの「魅せ方」、機能的なデザイン、メンテナンスまでのトータルプロデュースは各方面からも評価されており、羽田空港「ANA SUITE LOUNGE」など多くのプロデュース実績を持つ。
今回のコラボは「parkERs」のブランド力と、男女年齢を問わず花や植物に対するニーズ、関心が高いという調査結果を踏まえてのものだ。
これは、「花や緑のある生活」を実践している人を対象にしたあるインターネットの意識調査(ネットリサーチ「DIMSDRIVE」実施のアンケート「『ガーデニング』に関するアンケート」より)で、自宅に花や緑を取り入れた理由を聞いたところ、「リラックスしたい、癒されたい」「心豊かな暮らしをしたい」など心理的効果や心の充足感などの要素が上位を占めた。また、40歳以上の男女のうち、約半数が「花や緑のある生活」をしたいと回答するなど、男女年齢を問わず花や植物に対するニーズが見られた。
そうしたニーズを踏まえ、同社ではグリーンを使った空間デザインを行う「parkERs」とともに、植物と自然な触れ合いを通して、人と緑が共存する新しい暮らし方を提案することを決めた。
提案のポイントとして、「グリーンシャンデリア」のあるダイニングを挙げる。
ダイニングには、同社の住宅商品「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」の特長である2.72mの天井高を活かし、照明と観葉植物を一体化した「グリーンシャンデリア」を提案する。高い位置にグリーンを設けることで、日常的に視界に入り、居心地の良い空間を作ることができ、キッチンに家庭菜園を設置することで、ハーブなど採れたての自家栽培野菜を味わえる。
※プレスリリースより
次の提案ポイントとして、「自然の中にいるようなリビング」を挙げる。
リビングに配置したソファの横には「サイドプランター」、背面の飾り棚には観葉植物を設置。プランターを組み込んだ「ローテーブル」を置くことで、リビング全体に植物があり、自然の中にいるような空間を演出する。
また、一輪挿し用のスペースを加えた「ローテーブル」は、気軽に季節の草花を楽しめる。
※プレスリリースより
そして、「自然をより身近に感じるテラス」を提案する。
ダイニングとテラスを大開口の窓でつなぐ間取りは、グリーンを感じながらホームパーティーやバーベキューを楽しめる。また、テラスに設けたベンチと内部に物を納めるための容器コンテナを一体化させたことで、座りながら植物を眺められ、より身近に自然を感じられる。
※プレスリリースより
オープンハウスは、つくばエクスプレス「流山おおたかの森」駅から徒歩7分、東武鉄道野田線「流山おおたかの森」駅から徒歩7分の場所に位置する。構造は、軽量鉄骨造り2階建て、敷地面積は138.06㎡、延床面積は124.08㎡(37.53坪)、間取りは3LDK。販売価格は税込みで6980万円。
同社では、入居後に花や緑を飾るのではなく、その部屋でどのように植物と触れ合って過ごすかをあらかじめ考え、五感を刺激する空間作りをすることで、人の心を豊かにするライフスタイルを提案します、としている。
「グリーンと暮らすまちなかジーヴォ」案内図 ※プレスリリースより