オリジナルリノベーションブランド「TOMOS」などを手掛けるハプティックは8月4日、阪急不動産と業務提携したと発表した。
併せて、両社で共同開発した空き家・空室解消のためのサポート「賃貸リノベーションパッケージ」を阪急阪神沿線で開始すると発表した。
※プレスリリースより
阪急不動産は、2016年9月から阪急阪神沿線の空き家に悩むオーナーをサポートする新サービス「阪急の空家サポート」をスタートさせていた。
今回は「阪急の空家サポート」の新メニューの1つとして、同社と「賃貸リノベーションパッケージ」を共同開発した。
この「賃貸リノベーションパッケージ」では、同社運営の賃貸仲介サイト「goodroom」で、リノベーション工事開始時から入居者を募集する。
同社がこれまで施工した物件では、工事完成前の入居申し込みが約6割にのぼるという。
また、工事決定前に同サイトで入居者を募集し、入居者が決まった後にリノベーションを行う「入居者付きリノベーション」サービスも併せて行うことで、空室対策に悩むオーナーにも安心して利用してもらえるという。
※プレスリリースより
「賃貸リノベーションパッケージ」の特徴として、リノベ−ションが初めてという人でも導入しやすいハーフリノベ−ションプランと、しっかりとリノベーションがしたい人向けのフルリノベ−ションプランの2プランを用意している点になる。
そして、賃貸ではめずらしい無垢の床材を使用したリノベーションという点も特徴として挙げられる。
ほかに、見積り段階でリノベーション後の家賃査定を行う。それにより、入居後の費用対効果を把握した上でリノベーションを行うことが可能という点が特徴になる。
両社では、永く沿線開発・不動産事業に携わってきた阪急不動産と、施工から募集までワンストップで賃貸リノベ−ションを行うハプティックの強みを活かし、阪急阪神沿線の活性化に貢献することで、将来的に年間50件の施工を目指します、としている。