住友林業は8月4日、共働き家族向けの注文住宅「DUE CLASSO(ドゥーエ クラッソ)」を発売したと発表した。

 これは、共働き世帯の増加により男性が家事を行うことへの意識の向上、また政府が推進する「働き方改革」を受けてのもので、男女にかかわらず家事を効率よく行える住宅商品の必要性を考え、共働き家族に向けた住宅として開発した。

 商品名は、イタリア語の数字の「2」と「上品な、おしゃれな」を意味しており、DUEは「夫婦ともに」、CLASSOは「暮らそう」という2つの言葉を掛け合わせた造語。仕事も家族も大切にする新しい共働き家族の暮らし方を提案したいという思いを込めてネーミングされた。

 「DUE CLASSO」は3つの家事提案を行っているという。

 まず、「サク家事-さくっと家事のはかどる提案」というもの。
 これは「とにかく時間が足りない」という共働き家族が効率よく家事ができる間取り、動線、収納アイデアを満載する。
 例えば、洗う、干す、たたむ、しまうまでをワンフロアの最短距離で動けるスムーズな洗濯動線、また、家族も協力しやすい回遊できるキッチン、水まわり設計、見やすく取り出しやすい収納設計などの工夫が施されている。

※プレスリリースより

 次に、「トモ家事-家族でともに楽しく家事をする提案」。
 家族が家事に参加しやすいよう動線、間取りを工夫し、家族のコミュニケーションをとりやすくし、家族が家事に積極的に参加したくなる家を提案する。
 例えば、手伝いがしやすく会話も弾む大容量でL型形状のシンクや動線が重ならないオープンなキッチンが特長のダイニングキッチンを提案する。
 また、忙しい朝の時間帯もツーボウルの洗面化粧台で時間を有効活用する。動線上に家族それぞれの収納場所を設計し、個別に整理整頓しやすい間取りを工夫する、といったこと。

※プレスリリースより

 そして、「シン家事-最新技術で家事をサポート」する。
 進化した最新機能を暮らしに取り入れ、日中不在となる時間を有効活用し安心・安全の暮らしを実現。
 例えば、太陽光発電システムと家庭用燃料電池のダブル発電で光熱費を抑制、宅配ボックスで不在時でも荷物の受け取りが可能、録画機能やネットワークにつなげて屋外から対応できる防犯性の高いドアホンで来訪者を確認、クリーンで快適な室内環境を「全館空調システム」で創出するなど。

※プレスリリースより

 ほかにも仕掛けがある。
 オフの時間は自分らしく寛ぎリラックスできる住まいを目指すために、「ぐっすり熟睡できる快眠ベッドルーム」を用意する。
 これは、筑波研究所で検証を重ねた木質内装と間接照明によるベッドルーム提案で眠りの質を高める。

 さらに、バーベキューが楽しめる大型バルコニー、疲れを癒すエステ感覚のバスルーム、檜の浴槽なども用意されている。

※プレスリリースより

 構造はビッグフレーム構法で、本体価格は3.3㎡あたり税別65万円(186㎡ 3LDKのモデルプラン)。

 
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