「フィンテック」(ファイナンス〈Finance〉とテクノロジー〈Technology〉の2つを併せた造語で、金融IT、金融テクノロジーなどとも呼ばれる)を活用した住宅ローンコンサルティングサービスを提供するMFSは8月1日、WEB上で借り換え分析が行えるサービス「モゲチェックWeb」を開始したと発表した。

モゲチェックweb版のサービス画像  ※プレスリリースより

 これは、住宅ローン借り換えアプリ「モゲチェック」に続くもので、ユーザーはアプリをダウンロードする必要がなく、「モゲチェックWeb」のサイトにアクセスして、現在借り入れ中の住宅ローンの情報を入力するだけで、金利の引き下げや借り換えによってどれだけ住宅ローンの総返済額を減らせるか、また節約できるかが簡単に分かるというもの。

 全国120以上の銀行の基準金利を反映した正確な節約額を算出するという。

 また、これまで住宅ローンコンサルティング店舗「モゲチェック・プラザ」に来店したお客向けに作成していた借り換え提案書を来店することなくリアルタイムで入手できるという。

 特徴として、「モゲチェックWeb」で作成される借り換え提案書には、借り換え時に必要となる諸費用の明細や資金計画とともに、必要資金をすべて借り換え先ローンに加えて借り換えた場合の借り換えメリット額が表示される。

 また、ユーザーの属性に応じて借り換え先ローンの金利水準が出し分けられているため、金融機関の審査基準を考慮したより現実的な借り換えメリット額を確認することができるという。

 今後の展開として、同社では、今後「モゲチェックWeb」を使って、保険代理店やファイナンシャル・プランナーなど幅広い個人向けフィナンシャルサービスを提供する企業と連携し、住宅ローンコンサルティングサービスの拡大を目指します。また、「モゲチェックWeb」の借り換えメリット分析機能のAPIを開発しており、こちらも他企業のアプリやWebサービスへの提供を積極的に進めていく予定です、としている。

 ■モゲチェックWEB版のウェブサイト
  https://web.mogecheck.jp/

 
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