不動産大手の住友不動産は7月28日、同社都心営業拠点の「六本木マンションリフォームギャラリー」を増設し、このほどグランドオープンしたと発表した。

※プレスリリースより

 同社の新築分譲マンションブランド「シティハウス」シリーズと同等グレードの高品質な仕様や、スタイリッシュな設備を標準仕様としたハイエンドなマンションリフォーム商品「CITY HOUSE STYLE(シティハウススタイル)」を具体的にイメージ、体感してもらえるモデルルームをギャラリー内に設置した。

※プレスリリースより

 2016年8月に「CITY HOUSE STYLE」を発売したが、ラグジュアリー感のある住まいを求めるお客から好評を得て、実際にモデルを見て検討したいという多数の要望が寄せられたため、7月22日にグランドオープンの運びとなった。

 また、1993年から15年にわたり大量供給された分譲マンションがリフォーム適齢期といわれる築20年を迎え始める時期にあたり、今後の市場活性化が見込まれることも、ギャラリー増設の狙い。

※プレスリリースより

 実際、同ギャラリーではリフォーム完成後をイメージできる4タイプのモデルルームが用意されている。ほかにスケルトン状態にした施工過程を再現した工事中モデルルーム、個別相談が出来るカンファレンスルームやセミナールーム、さらに大手メーカーの最新キッチンなど水廻りから建具など住宅設備機器、建材が見られる展示ルームなどを取り揃えている。マンションリフォームの相談から体感、選択までをワンストップで提供できるのがウリとなっている。

※プレスリリースより

 大規模リフォームを行う際、仮住まいが必要となるが、ギャラリー上層階にはこの仮住まい用のカーテンや家具なども用意されており、物件探しや一時住まい用のインテリアを用意する手間がかからずリフォーム工事を行うことができることもセールスポイントになっている。

 リフォームでは、要望ごとに住宅設備機器を発注手配するため、一度に大量発注する分譲マンションと比べ価格が高くなる傾向があるが、同商品は予め大量発注することで大幅に価格を抑えて提供することが可能という。

 同商品は、2つのリフォームスタイルからプランを選べるのが特徴だ。

※プレスリリースより

 

 まず「スケルトンリフォーム」では、住戸内をすべて解体・撤去することで間取りを自由自在に変更できる。通常のマンションリフォームと違い、キッチンや浴室など水回りの移動も可能だ。

 次に、「クオリティアップリフォーム」では、住み慣れた間取りはそのままに、必要な部分だけ贅沢にすることができ、デザインと設備で「CITY HOUSE STYLE」を実現する。この場合、トータルコーディネートが容易で素早く完成し、作業日程も短く、クオリティの高いリフォームを実現するという。

 同社では、独自商品の販売に続き、今般のモデル開設により、さらなる事業拡大を図ってまいります、としている。

 
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