電子錠の企画・販売・OEMなどを手掛けるエナスピレーションは今年2月14日、暗証番号やICカードで解錠できるオートロック電子錠「ES-303G」を発売したが、堅調な売れ行きという。
これは、同社の電子錠ブランド「EPIC」シリーズで、ICカード、暗証番号、ワンタイム暗証番号を使った解錠ができる、強化ガラス専用の電子錠。
ES-303G ※プレスリリースより
その特徴として、最大100個までMifare規格(非接触型ICカードの国際通信規格)のICを登録可能。
ICカード ※プレスリリースより
同商品は、暗証番号4~12桁の好きな数字を登録できる。
1回の解錠のみ可能な暗証番号の「ワンタイム暗証番号」は、ゲストの訪問時などに便利だ。
「チャイム機能」は、オートロックが無効(誰でも入れる)の状態でドアを開けるとメロディで来客を知らせるので、店舗などにも使える。
「暗証番号のごまかし機能」は、近くに人がいるときでも暗証番号をごまかして入力して解錠できる。
音量設定は7段階の設定が可能で、ミュート機能は深夜に帰宅したときなどにメロディを鳴らさずに解錠できる。
マルチタッチセキュリティ設定は、暗証番号入力後に表示される3桁の数字を入力するように設定できる機能で、不正解錠警報は、泥棒等が無理やりこじ開けようとすると警報で威嚇する。
火災警報と自動解錠は、室内機が約62℃(±5℃)の温度を検知すると警報を鳴らし自動的に解錠する。
「おやすみ強制ロック」は、室外側からの解錠を無効に設定することができる機能で、夜寝る時も安心して就寝できる。「お出かけ強制ロック」は、室内機の解錠ボタンを無効に設定することができる。
設置方法もとても簡単だ。
同商品はクリップのようになっており、強化ガラス扉(10~12mm厚)に本体を挟み込むように取り付けることが可能で、単3アルカリ乾電池4本で稼働するため、電気工事の必要はない。
挟み込むだけで、既存の強化ガラス扉がオートロックになり、暗証番号やICカードでの解錠が可能。
非常用電源は、DC9V(9V型角形アルカリ乾電池)。
寸法は、室内側が縦171mm×横75.5mm×厚45mm、室外側が縦172mm×横75.5mm×厚19mm。
保証期間は、購入日より1年間となる。