西日本鉄道子会社で賃貸管理・斡旋、売買仲介、分譲マンション管理、リフォームなどを手掛ける西鉄不動産は7月20日、同社の賃貸管理物件約3500戸の入居者に対し、スマートフォン専用アプリ「にしてつの賃貸アプリ」(iOS、Android対応)を配信した。

※プレスリリースより

 同アプリの配信開始を記念するキャンペーンとして、8月16日までにアプリの利用を開始した入居者の中から抽選で5名に、西鉄グランドホテルのハーブダイニング「ジュレ」での食事券1万円相当をプレゼントする。

 今回のアプリ配信サービスは会員制不動産情報提案サービス「Saneys(サニーズ)」の開発・運営などを行うリーボとの共同プロジェクトとなる。

 
 西日本鉄道が2015年11月に実施した西鉄オープンイノベーションコンテストで、リーボが「賃貸入居者向けコミュニケーションツールアプリ」に関する提案をしたことで、今回、共同による計画・実施にいたった。

 同アプリは、居住者の利便性を向上し、かつコミュニケーションを円滑にすることによって居住者の満足度を高めるもの。また同社にとっては管理コストの低減に繋げることを目的としている。

 具体的には、各入居者の賃貸物件に応じて、同社からのお知らせやゴミ出しといった生活規則などを場所や時間を選ばす簡単に確認できる。

 また、部屋に不具合が生じた際や入退去の相談をチャット形式で気軽に行えるほか、賃貸契約の延長、終了などの手続きを行えるという。

 さらに、住み替えを検討している場合、同社が賃貸管理する物件の空室情報を案内する。

 利用方法として、iPhoneの場合はApp Storeから、Android端末の場合はPlayストアからそれぞれアプリをダウンロードし、必要事項入力後に利用申請を行う。申請後、2営業日以内に同社から認証番号を記したメールが送信される。アプリ内の認証画面に番号を入力し、利用を開始する。

 同グループでは、今後も、お客さまのお住まいや生活の利便性を高める商品・サービスの提供に努めてまいります、としている。

 
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