インターネットサービス開発会社のマネーフォワードは7月13日、同社が運営する自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」がヤフーとソニー不動産が提供する不動産売買プラットフォーム「おうちダイレクト」と発表同日より連携したとリリースした。
※プレスリリースより
同プラットフォームは、マンションの所有者(売主)自身が価格を自由に設定し、不動産仲介会社を介することなくWEBサイト上で自由にマンションを売り出すことができる「セルフ売却プラン」(売却仲介手数料なし)や、ソニー不動産のエージェントが売主の立場に立って高値売却を追求する「おまかせ売却プラン」(手数料あり)、査定から最短10営業日でソニー不動産が物件を買い取る「買取プラン」(手数料なし)の3つのプランから売主が状況に応じて売却方法を選択できる、というもの。
この連携により、同プラットフォームが提供する高精度な不動産価格の推定機能で算出した、マンションの推定成約価格(システム推定価格)を、「マネーフォワード」上でリアルタイムに把握、管理できるようになるという。
今回の連携開始を記念して、「マネーフォワード」上で同プラットフォームの新規オーナー登録をした人に、1000円相当のTポイントをプレゼントするキャンペーンも開催した。
キャンペーン期間は8月12日まで。対象者は、「マネーフォワード」のWEBサービス上で「おうちダイレクト」の新規オーナー登録を行ったユーザー。キャンペーン期間以前に「おうちダイレクト」で所有マンションをオーナー登録していたユーザーは対象外となる。
同プラットフォームが提供するシステム推定価格は、ソニーR&Dのディープラーニング(深層学習)技術を核に、独自のアルゴリズムに基づき膨大な量のさまざまな市場動向や不動産関連情報といったビッグデータを日々自動で解析・学習したものを数字として算出する。
今回の連携により「マネーフォワード」上で、所有マンションのシステム推定価格を把握し、資産として銀行預金や証券といった他の資産と同様に管理できるようになるという。
これまで住み替えを検討したことがない人でも、リアルタイムに所有マンションのシステム推定価格を把握し、購入価格や希望の売却価格との乖離を確認できるため、売り出しや住み替えなど、新たなライフプランを検討するきっかけになる、としている。
仮にマンションを売り出す場合、そのまま「おうちダイレクト」から売り出し価格を自身で決定し、不動産仲介会社を介することなく、売り出すことも可能という。
「おうちダイレクト」上で見られる所有マンションへのアクセス数や買いたいリクエスト数(人気度)なども売り出しの判断材料になるという。
同社では、今後も利用者の皆さまにとっての総資産管理の利便性を高め、より簡単にお金の悩みを解決できるサービスを提供してまいります、としている。