賃貸アパート経営支援のインベスターズクラウド子会社で「TATERU Phone」の開発・レンタルなどを手掛けるiVacationは7月5日、「TRIP POD KYOTO (トリップポッド キョウト)- snack & bed -」のプロジェクトを始動したと発表した。
これは、テクノロジーを活用した宿泊施設「TRIP POD」のコンセプト型ホステルの第2弾で、2017年9月にオープンを予定している「TRIP POD FUKUOKA – snack & bed -」に続くもの。
コンセプトは「日本のお菓子を食べながらゆっくり寛げる」で、訪日外国人観光客や国内旅行客をターゲットとしたコンセプト型ホステルになっている。
開業は、2018年10月を予定している。
外観イメージ ※プレスリリースより
同施設では、日本のお菓子文化を楽しんでもらうため、昔ながらの駄菓子、和菓子やスナック菓子、スイーツのほか、ご当地お菓子や「TRIP POD KYOTO – snack & bed -」でしか買えない限定のお菓子などを宿泊者には無料で提供する。気に入ったお菓子をお土産として購入することも可能という。
また、同施設には、宿泊者同士が気軽にコミュニケーションを取れるラウンジやダイニングを設置し、宿泊エリアについてもドミトリーだけでなく、個人向け・団体向けの個室も設置する予定。
同社では、空き家を活用した民泊および民泊投資用物件の企画や宿泊施設の運用を行っており、「Vacation×Technology」をコンセプトに、「TATERU Phone」を活用したサービス展開を行っている。
※プレスリリースより
宿泊者には旅行を快適に楽しんでもらうため、ローカライズされた旅行者向けIoT(あらゆるモノがインターネットにつながる)デバイス「TATERU Phone」を無料で貸し出し、サービスを提供するという。
多言語対応のトリップコンシェルジュが、チャットで国内外からのお客の要望に対応するほか、テザリングや翻訳機能、観光地の音声ガイド機能などの利用が可能という。
また、通常ホテルなどに宿泊するようなフロント業務を「TATERU Phone」を通じてスマート化し、タクシーやレストランの予約受付、滞在中の対応などをトリップコンシェルジュが行うため、宿泊施設の運営の効率化が図れるという。
同社では、今後も最先端のテクノロジーを活用したサービスレベルの向上を図り、訪日外国人観光客に安心安全な宿泊サービスと快適な旅行環境を提供するべく事業展開を行ってまいります、としている。