東京急行電鉄は7月4日、三菱商事、三菱地所レジデンス、大林新星和不動産の4社で手掛ける神奈川県横浜市青葉区の分譲マンション「ドレッセWISEたまプラーザ」が2018年9月に誕生すると発表した。建物の竣工は2018年7月下旬、入居開始時期は同年9月下旬をそれぞれ予定している。
※プレスリリースより
今年2月から4月に各事業者の会員向けに一部区画(COURT[A]・88戸)の優先販売を行ったが即日登録申し込みがあり、完売したという。この申し込み客の約7割が青葉区を中心とした周辺エリアに住み、持家比率は8割程度で、「住み替え」を考えている人から評価を得たという。
4月下旬からは一般にも販売を開始し、資料請求ならびに完全予約制の事前案内会を開催、7月8日にゲストサロンがグランドオープンする予定という。
同物件は、人気路線の東急田園都市線「たまプラーザ」駅徒歩4分という好立地に位置している。
※プレスリリースより
住居建物はCOURT[A]・[B]・[C]で構成され、総戸数は278戸。地域住民も利用できるオープンスペース「CO-NIWAテラス」をはじめ、コミュニティカフェ、保育所・学童保育施設、コワーキングスペースを備えた複合利便施設「CO-NIWAたまプラーザ」を有する。
多世代交流、子育て支援、街の利便性、地域の働く場の4つの機能をテーマにした“場”の創造と、イベントの開催や仕組みづくりに取り組むエリアマネジメントの実施により、街・暮らしにさらなる活気を創出するという。
※プレスリリースより
「CO-NIWAテラス」では、居住者だけではなく地域の交流の場として活用し、1年を通して凛々しく佇む常緑高木や、たまプラーザの象徴でもある桜など、さまざまな種類の木々を植樹し、四季の彩りを感じられるようにする。
住宅共用施設屋上にあるコミュニティ菜園「スカイファーム」では季節の野菜を育て、収穫した野菜を建物内の共有スペース「キッチンスタジオ」で調理するなど、さまざまな活用ができる。「コモンラウンジ」や、貸し切りができる「ダイニングラウンジ」も、趣味や仲間同士での交流を深めるシーンにも使える。自然豊かな中庭の「コートヤード」や、来訪者などを迎える2つの「ゲストルーム」も用意されている。
ほかにも、多世代の多様な暮らしを叶えるためのプランが練られている。
引き戸を採用するとともに水廻りのスペースにゆとりを持たせることで、車椅子でも快適に過ごせる「高齢者配慮プラン」、隣り合う住戸に扉を設け、家族のつながりを考えた「二世帯隣居プラン」など、多様なライフスタイルに応えるプランを用意した。
全住戸にはエネファームおよびイッツコムのインテリジェントホームを実装する。
外からでも、スマホで風呂のお湯張りや空調操作を行うこともできる。
災害時には、太陽光パネルや蓄電池、非常用発電機、EVカーシェアの分散型電源を供給元に、共有部分の一部の電気使用や各住戸の水道使用が可能。また、エネファームの停電時発電継続機能により、各住戸の専用コンセントでも電力確保ができる。
建築物の総合的な環境配慮への度合いを示す「CASBEE横浜(横浜市建築物環境配慮制度)」で最高ランクのS評価を得た。さらに住宅性能評価の省エネルギー対策において最高等級の4・5を取得するなど、環境と調和した暮らしが可能であることも同物件の特徴の1つとなっている。
総戸数は278戸、住戸専有面積61.92㎡~130.87㎡、間取りは2LDK~4LDKをそれぞれ予定する。
構造・階層は鉄筋コンクリート造・地上10階地下1階建(COURT[A]・COURT[C])・地上9階地下1階建(COURT[B])。
同社では、暮らしに必要な機能が生活の徒歩圏内に整い、誰もが安心して住み続けることができる街「WISE CITY」を具現化し、良好な住宅地とコミュニティの持続・再生に寄与します、としている。