大東建託は7月3日から「著名建築家と実現する“進化する賃貸住宅”プロジェクト」の事業化商品第2弾として、賃貸住宅「Prototype 02(プロトタイプ ゼロツー)」の販売を開始したと発表した。また、同商品のコンセプトを継承して同社がオリジナルに開発した賃貸住宅「REFLA(リフラ)」も同時に販売を開始した。
同企画は、同社が展開する賃貸住宅ブランド「DK SELECT」シリーズの第3弾として2016年10月に販売した「Prototype 01(プロトタイプ ゼロワン)」の第2弾となる。
外観イメージ ※プレスリリースより
今回は、建築家で、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの原田真宏・原田麻魚両氏の設計・監理によって建設されるという。
「ストレス社会」という課題に焦点を当て、木のぬくもりを感じる木目調の壁や視線と風が抜けるリビングと外が一体となったアウトドアリビングなど、「癒し」をテーマに商品を開発した。
募集に際し、立地や土地の形状などを踏まえ、商品コンセプトやデザインなどに賛同できるオーナーを募集する。
募集要項の概略として、建物は1棟4戸、1棟6戸、1棟8戸のいずれか。
構造は、木造在来工法の2階建てで、間取り・専有面積は1階(1LDK/54.64㎡)・2階(2LDK/60㎡+階段2.03㎡)。
敷地目安は、1棟4戸で250㎡、1棟6戸で360㎡、1棟8戸で460㎡、いずれも短辺が16㎡程度。
建設地は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県などの一部エリア(詳細はHP参照)。
応募要件は、賃貸経営希望者など。
同商品のコンセプトは「五感にひらかれた、癒しの住まい」で、「見る」「聞く」「触れる」「香る」「味わう」の五感を意識したつくりとなる。
バルコニー ※プレスリリースより
「見る」では視線と風が抜ける、開放的な空間をイメージ。
全開きできるリビングの窓を開けると、居室空間はテラスと一体となり、開放的でゆとりのある空間が住まう人にくつろぎを提供する。
「聞く」では、くらしの音につつまれるをイメージ。
音の跳ね返りを抑える特性を持つ木には、声や足音といった生活音を和らげる効果があり、そんな自然素材を活かしたインテリアが、上質な生活空間に彩を添える。
「触れる」では、つい触れたくなる無垢な素材をイメージ。
木の壁や床の麻材など、内装に木を使用することで、年月を経ても自然の風合いを肌で感じられる、心地よい生活空間を実現。
「香る」では、自然の香りを取り入れたLDKをイメージ。
庭木やサイドウォール、内装などに用いられた木により、森林のような癒しの香りが部屋を満たす。
LDK ※プレスリリースより
「味わう」では、そとで食べるたのしさをイメージ。
リビングキッチンとつながる大きなテラスは、外に出るだけのものではなく、“そと”で食事ができるくつろぎの空間として演出する。