野村不動産は6月28日、都市型商業施設「GEMS(ジェムズ)恵比寿」を9月7日に開業すると発表した。
※プレスリリースより
2012年10月のGEMS渋谷開業以降、GEMS市ヶ谷、GEMS大門、GEMS神田に続く5施設目の開業となる。
※プレスリリースより
シリーズ名の「GEMS」とは英語の「宝石」の複数形で、宝石から転じ、研磨された貴石や宝石のように美しいモノ、完璧な人という意味を持つ。そこから「各々の街において人々の生活を輝かせる存在となる施設」「施設にかかわる人々の大切な宝石となる施設」という思いを込めて名付けられた。ロゴも宝石の形状をしており、ビルのように積み重ねたものになっているという。
今回の開発コンセプトは「食の街・恵比寿で、圧倒的な集客力を誇るGEMSシリーズを目指して。」。
同施設はJR山手線・埼京線「恵比寿」駅徒歩2分、東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅徒歩4分に位置する。恵比寿周辺のオフィスワーカーによる平日利用者だけではなく、ショッピングなどの週末利用者の飲食ニーズにも応え、食の彩りを提供していくという。
※プレスリリースより
近年、恵比寿駅西口に商業施設がオープンし、駅東西の回遊性が向上したことで今後は恵比寿駅のさらなる発展が期待されるという。同施設は、恵比寿の食文化をけん引する新たな美食空間となるべく、街づくりの一環としてこの街をさらに輝かせる都市型商業施設を目指すとしている。
建物は低層部の外壁はレンガ調とし、恵比寿の街のイメージを活かしたデザインになる。
3階、4階、7階はウッドデッキを敷き詰めたバルコニーを設け、開放感を演出する。
上層階は、木目調の外壁で温かさを演出し、恵比寿に散在する隠れ家的な飲食店の集積をイメージ。
敷地面積は271.14㎡、延床面積は1448.69㎡、構造・規模は鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上8階地下1階。
野村不動産グループでは、中長期経営計画(2016.4-2025.3)のなかで商業施設事業の拡大を成長戦略の1つに掲げている。2018年以降、9棟の「GEMS」シリーズのオープンを予定しており、今後年間6物件ずつの用地取得を行い、「GEMS」シリーズの開発を積極的に行っていく、としている。