住宅設備大手のLIXILは6月6日、門まわりの意匠部材「デザイナーズパーツ」シリーズに、新たに「スリットスクリーン」「枕木材R」「デザイナーズレール」の3アイテムを追加したと発表した。
 今月1日から全国に向けて発売された。
 価格は税別67万6000円(デザイナーズレール14万6000円、スリットスクリーン53万円)。

通路左側:「デザイナーズレール H08 W10+W20+W30 標準+傾斜+標準納まり(ブラック)」 ※プレスリリースより

 同シリーズはデザイン性と多彩な機能を兼ね備えた門まわりの意匠部材。
 外観デザインのアクセントとして使用できる「パーツ」と、アーチや門袖、スクリーンなどの「ユニット」の2つのバリエーションで構成される。

 

 今回新たに追加された「スリットスクリーン」は、ゆるやかに境界線や空間を仕切り、横桟のないノイズレスなスクリーン。ベース部分に連結部品を採用することで、短工期で美しく仕上げることができる。

 スリットスクリーンは形状、ピッチの異なる3デザインを用意している。
 枕木材R70×70は、丸みのあるやさしいデザイン。
 35×165の扁平タイプは、風や光を通しながら、真正面からの目隠し効果も。
 格子45×62は、軽やかな印象で植栽を生かせる。

※プレスリリースより

 ベースとスクリーン本体の一体化で、省施工化を実現した。
 これは境界を仕切るスクリーンとして使用しやすいよう、上部固定治具や連結部品を使用することでベースとスクリーン本体が一体化し、施工がより簡単になった。

※プレスリリースより

 次に「枕木材R」は、スリットスクリーンにも使用され、コーナー部分に丸みを持たせた優しいデザイン。庭のワンポイント、間仕切り、さりげない目隠しなど、単体でも多目的に使える。

 エンボス調艶消し塗装の2色(ブラックとホワイト)を商品ラインアップした。
 本体とキャップは同一の塗料による仕上げ。キャップ取付部品で装着できるため、接着剤固定の手間や汚れの心配がない。

※プレスリリースより

 「デザイナーズレール」は、玄関からファサードに向けて空間をつなぐ新発想のフレーム。
 角部分に丸みを持たせたトレンド感のあるデザインで手すりとしても使え、傾斜部やコーナー部にも対応するほか、笠木の裏側にLEDライトを取り付けできる。

※プレスリリースより

 同社では、今後も、「デザイナーズパーツ」シリーズをはじめとしたファサード空間を自由に表現できる商品を通じ、お客さまにより快適な暮らしができる商品・サービスを提案していきます、としている。

 
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