ヘーベルハウス キュービック ルーミー」 モデルプラン外観 (西側道路を想定)※プレスリリースより
戸建て住宅メーカー大手の旭化成ホームズは24日、2階建て戸建住宅の主力商品「ヘーベルハウス CUBIC」の新モデル「HEBEL HAUS CUBIC roomy(ヘーベルハウス キュービック ルーミー)」を6月1日から発売すると発表した。
メインとなる顧客層は、延床面積30~40坪程度の単世帯・一次取得者をターゲットにする。
年間の販売棟数は250棟を目標に掲げ、販売エリアは関東、東海、関西、山陽、九州北部で展開する。
※プレスリリースより
新モデルは、従来のコンセプトであるシンプルな立方体をベースとした箱の家「キュービック」はそのままだが、今回は2階の天井を押し上げるという発想で空間を広げ、解放感のある2階リビングや使い方を楽しめるロフト空間を提案するという点が新しい試みとなる。
屋根庇や軒樋が外壁面から突出しない独自の屋根システムを新たに開発し、斬新で美しい箱型フォルムを完成させた。
※プレスリリースより
外観の特徴は、これまでにはない新しいヘーベルハウスを印象付けるものとなっている。
アシンメトリックでユニークな外観は、軒樋が飛び出さずに外壁ヘーベルの垂直ライン上に収まるようにこだわって開発された異なる勾配面の組み合せで、棟部分を偏芯させた「偏芯寄棟屋根システム」を採用している。
一般的な「軒の出る屋根」とは全く違うすっきりとした外観を実現。それでいてどこか愛嬌のある、これまでのヘーベルハウスにはない新しいフォルムとなっている。
また、南面の緩やかな勾配の屋根面が大きいため、30坪程度のコンパクトな建物でもZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業)化に必要な約5kWの太陽光パネルを搭載することが可能だ。
今年5月からへーベルハウスに標準搭載された新断熱仕様「ヘーベルシェルタードダブル断熱」との組み合せによりZEH基準も効率よくクリアできる。
※プレスリリースより
室内空間の特徴としては、勾配天井の広がりとロフト空間が挙げられる。
立方体のキュービックの天井を押し上げ隆起させるという発想で、室内空間を縦方向に広げ、棟を北側に偏芯させて頂点をずらす。これによりアシンメトリックな外観が生まれ、コンパクトな2階リビング室内に実際の空間以上の広がりと落ち着き感を演出することができる。
コンパクトな住まいの小屋裏にロフトを設ける場合、屋根中央に棟の頂点がくる通常の寄棟形状では、室内の中心にロフトをつくらざるを得ず設計上の大きな制約となる。
しかし棟が北側へずれる「偏芯寄棟屋根システム」では、ロフトを北側に寄せることで天井の高い部分を最大活用できる。
程よい広がりで部屋に安らぎと解放感をもたらす勾配天井の吹抜けを「ロフティルーフ」、コレクション陳列など様々な用途で楽しめる空間を「ルーミーロフト」とネーミングしている。
※プレスリリースより
開発経緯について、同社では、都市の暮らしにおける「更なる安全・安心と豊かさ」を問い続けながら進化を続けてきたロングライフ住宅ヘーベルハウスは今年で45周年を迎えます。この機会に、ロングセラーとして長く愛される主力商品「へーベルハウス キュービック」に広々した(roomy)勾配天井とロフトという付加価値を持たせ、新たな屋内空間の豊かさを提案する新商品を発売しました、としている。