外観 ※プレスリリースより
貸会議室、ホテル宴会場運営のティーケーピー(TKP)は19日、神奈川県湯河原町の損害保険ジャパン日本興亜所有の湯河原研修センターを取得し、旅館業法の許可を受けて同研修センターをハイブリッド型のホテルにコンバージョンして「レクト―レ湯河原」として運営すると発表した。
同社では宿泊研修に特化した大型施設として位置付ける。
平日は企業研修、団体用途のセミナーホテルとして使うが、週末は個人のリゾートホテルとしても使うという。
同社は使われなくなった企業の保養所や旅館を再生する空間再生事業を展開している。
今回の試みもその空間再生事業の一環として行われるもので、これまで「レクト―レ」シリーズとして熱海(小嵐・桃山)、箱根強羅、軽井沢などで運営しているが、今回の湯河原で5拠点となった。
この5拠点と「伊豆長岡Villa Garden石のや」を加えた6施設で約10億円の売上を同社は見込む。
同施設は、JR東海道線「湯河原」駅から車で10分の場所に位置する。
総客室数は108室、最大165名が収容できる大会議室を含む全10室の会議室を備え、会議室は24時間利用が可能。加えて、多目的室2室、談話室5室を備えている。
研修やワークショップに必要な備品やwi-fiを完備した郊外型のセミナーホテルとして使われる。
すでに展開しているレクト―レ熱海桃山・熱海小嵐・箱根強羅の3施設については現在リニューアルを行っている。
3施設のリニューアルは今年8月完成の予定。
ホテル室内 ※プレスリリースより