※プレスリリースより
デザイン注文住宅販売などを手掛けるパパママハウスは躯体部分や電気、
水道工事など建築物の主要部分以外を施主自らが作業し完成させる新しいタイプの住宅プラン
「SEMI-HALF BUILD(セミハーフビルド)」を11日から販売したと発表した。
同社は、初年度の導入実績を12件と見込んでいる。
平均的な価格は、坪単価約55万円を想定。
住宅プランを導入した狙いについて、同社では、完全完成での引き渡しに比べて建設費を抑えて販売できること、
昨今のDIYブームで施工作業を楽しむ方が増えており、そうした層からの需要が見込めるから、としている。
※プレスリリースより
同プランは、注文住宅の工事作業の過程で最後の内装の仕上げをあえてせず、未完成な状態で引き渡しを行う。
施主が自分流に壁の塗装や作り付け家具の製作、タイル施工など「DIY」を自由に行ってもらうという趣旨のもので、
「自分たちで家をつくる」という顧客満足を高めることを期待している。
「微妙なこだわりは自分しかわからないから自分で楽しみたい」
「自分の手で家を作り上げていく楽しみを感じたい」
以前よりこうした施主の声が多く寄せられていたが、そうした声を拾い上げ、今回の住宅プラン「セミハーフビルド」が実現した。
実際の家が建つまでの段取りとして、当然のことながら「設計契約」「請負契約」を交わすところからスタートする。
その際、セルフビルド部分のヒアリング・デザイン提案を同社が行う。
セルフビルド該当範囲は、1部屋~室内全て対応する。
完了検査に合格できる施工範囲までは同社の施工条件となる。
次に着工だが、建築確認などの許可が下り、地鎮祭を経てから基礎工事がスタート。
下請け会社に施工を委ねるのではなく、同社では熟練かつ経験豊富な直轄の職人による施工を実施している。
引き渡しでは、セルフビルド部分のクリーニング、養生撤去などは行わず、完了検査合格後に引渡しとなる。
同社施工範囲期間は完了検査合格までとなる。
その次から、いよいよ実際に施主の手による「セルフビルド」作業が始まる。
同社スタッフによるセルフビルドレクチャーを2日間実施。
工事に付随する道具もレンタル無料で貸し出してくれる。ただし貸出期間はレクチャー2日目終了までとなる。
※プレスリリースより
すでに、愛知県一宮市で1邸のテスト販売を行っており、今年3月に引き渡した物件は、
その後、施主の手によって無事、施工が進んでいるという。
※プレスリリースより
■「SEMI-HALF BUILD(セミハーフビルド)」
URL http://project.papamamanhouse.com/semihalfbuild/