東京電力グループでマンション向け通信サービスを手がけるファミリーネット・ジャパン(FNJ)は、新サービス「ビューン読み放題マンション」を6月1日からFNJインターネットサービス導入物件の入居者へ提供を開始すると発表した。
同サービスは、ソフトバンクグループでインターネットを利用したコンテンツ配信サービスを手がけるビューン社がマンションなど集合住宅のオーナー向けの新サービスとして開発したもので、入居者に対して無料で雑誌・マンガの読み放題サービスを提供するというもの。
「VOGUE JAPAN」「OZmagazine」など、約100誌の雑誌と1万5000冊以上のマンガをマンション入居者に配信する。
マンションのインターネット回線を利用して、入居者が所有するスマートフォン(スマホ)やタブレット、パソコンで読み放題となる。
サービスの特長として、導入にあたり全戸一括加入型マンションISPのインターネット接続サービスの一部として提供するため、サービス用の設備工事などの複雑な手続きが必要ない。
専用アプリケーションのダウンロードが必要なく、手軽に楽しめる。
雑誌・マンガを電子媒体で提供するため、雑誌などを収納するスペースは必要ない。
スマホやタブレットの普及を背景に電子書籍市場は拡大しているが、いまだ課金に抵抗のあるユーザーは多く「定額制読み放題サービス」の利用経験者は限られた年代層にとどまっているという。
そうした状況に加えて入居者サービスの一環として、同社では「今回は、有料サービスに匹敵するコンテンツを取り揃え、入居者はいつでもどこからでも無料で雑誌やマンガを読むことができるようになります。すでに単身女性向けマンションをはじめ、FNJインターネットサービス導入物件2000戸での採用が決定しており、今後も提供戸数の拡大に向け取り組んでまいります」としている。
主なコンテンツ一覧 ※プレスリリースより