「RSシリーズ 通気機能付ドア」施工例 ※プレスリリースより
住宅設備大手のLIXILは4月28日、マンションリフォーム用玄関ドアの主力商品「RSシリーズ」に、
新たに「通気機能付ドア」を追加して発売したと発表した。
「RSシリーズ」は、ドアの取り替えによって表面的なリフレッシュだけでなく、気密性、断熱性に加え、
防犯から対震機能を実現した同社の主力ブランド。
今回、ドアを閉めたままでも通気性を確保できる「通気機能付ドア」を新たに追加した。
商品の特長は次の3点。
１． 快適性の向上で、室内の住環境を改善
２． 高い操作性を実現
３． 8デザイン・15カラー（室外側）の豊富なラインアップ
室外側からは通気ユニットが見えない構造 ※プレスリリースより
まず、1ではドアを閉めたままでも通気性を確保している。
通気ユニットにより、扉を開けることなく新鮮な空気を室内へ取り込めるというもの。
扉を閉めたまま通気できるのでプライバシーの保護や防犯にもつながる。
通気ユニットは外側からは見えない構造なため、外観の意匠を損ねることがない。
※プレスリリースより
さらに、ホコリをキャッチする防埃ネットを装備し、手入れも簡単なこと。
通気パネルの裏側にはホコリの侵入を防ぐ防埃ネットを標準装備している。
着脱式のため、手入れも簡単に行える。
通気パネルのねじは抜け防止機構になっており、手入れの際、ねじを失くす心配がない。
※プレスリリースより
次に、２の高い操作性を実現について。
これは立ったまま通気操作が可能な操作ボタンになっている。
楽な姿勢で通気操作が行えるよう、操作部品の位置を設定している。
操作ボタンは軽い力でも操作しやすい形状にデザインされており、
薄暗い中でも見やすいよう視認性に配慮した配色を施している。
また、室内側は郵便受け付きにも対応可能だ。
ほかに、室内と室外の圧力差を軽減し、扉を開閉する力を軽減している。
スリットから空気が室外側へ抜けることで、扉が室内側に引っ張る力を緩和。
扉の開け閉めも楽に行える。
最後に、３では「RSシリーズ」で展開している8デザイン・15カラー（室外側）のデザインラインアップから選べる。
室内側には落ち着いた色合いのクリームホワイトを標準色として設定、通気パネルカラーも3色から選択できる。
今回商品をリリースした背景に、共用部の大規模リフォーム時期を迎える築30年以上のマンションが2025年には現在の
約1.5倍となる約145万戸（国土交通省の「分譲マンションの現状と課題」）に上ることが想定されていることが大きい。
加えて、2016年度から国土交通省の「住宅ストック循環支援事業」（補助金制度）の対象商品に玄関扉が追加されたこともあり、
大規模修繕時の玄関ドア改修に注目が集まっている。
そのような、リフォーム用玄関ドアの需要に応えるために、住宅ストック循環支援事業の対象商品である同社主力商品「RSシリーズ」に、
ドアを閉めたままでも通気性を確保できる「通気機能付ドア」を今回新たに追加した。
同社では、新築市場向けに展開するマンション用通風換気機能付玄関ドア「NX-Pro<エアート>」とあわせ、
リフォーム市場にも「RSシリーズ 通気機能付ドア」の普及を図ることで、
今後もお客さまに快適な暮らしが実現できる提案を行ってまいります、としている。
