D4デザイン<ライトオーカー> ※プレスリリースより
建材大手の大建工業は、公共・商業施設向けの室内ドア
「hapia public(ハピア パブリック)」を6月21日から発売すると発表した。
同製品は不特定多数の人の利用を想定した公共・商業施設向けの室内用の片開きドア。
トイレやスタッフルーム、試着室など、さまざまな空間に応じて使用できるのが特徴。
ドアの表面は、すり傷に強く、汚れがつきにくいオレフィンシートを採用し、メンテナンス性にも優れている。
扉デザインは8種類でオーソドックスなものからトイレ向けの明かり窓の付いたものなどが用意されている。
カラーバリエーションは7色から選べる。
オプションもいくつか用意されている。
公共・商業施設のドアは、多数の人が使うため、ハンドル、扉下、戸先部などに傷や汚れがつきやすい。
そのため、摩擦や衝突から扉を守るために、「メラミン化粧材の扉ガード」をオプションで
取り付けることもできる(デザインにより扉ガード取り付け可能位置は異なる)。
同製品には住宅用には設定のない「ドアクローザーの取り付けが可能なタイプ」
(ピボット丁番タイプ、2000高までのドアのみ)がある。
このドアクローザーを設置すれば、扉を開けたままにすることもでき、ゆっくりと閉めることができるため、
高齢者から子どもまで幅広い世代が使用する共用部でも安心して使える。
住宅よりも内装の色あいの幅が広い公共・商業施設に向けて、使う場所や用途ごとに好みの色を選びべる、
カラフルなレバーハンドルも用意している。
価格は扉セット+枠セットで5万4700円(税抜)~。
同社は、2016年スタートの3カ年の中期経営計画の中で公共・商業施設分野を今後の重点市場の1つとして位置付けている。
これまでは、同分野に向けた室内ドアのカタログ品設定はなく、物件ごとの個別案件として対応していた。
そこで同社では、「重点市場に向けた取り組み強化の一環として、公共・商業施設用の室内ドアをカタログ標準品として新たに設定し、
製品対応力の向上を図ります。傷や汚れへの強さはもちろん、豊富な扉デザインと充実したオプションをご用意することで、
プロユーザーのこだわりにお応えできるようなラインアップをご提案いたします」としている。