三井住友建設は25日、防火地域における法的要件の耐火性能を満たした木造の商業店舗「ローソン ビナガーデンズ店」を設計施工し、
このたび竣工したと発表した。

現在、小田急電鉄が神奈川県の海老名駅とJR相模線海老名駅の両駅間に広がるエリア
「ViNa GARDENS(ビナ ガーデンズ)」を開発中だが、そのエリア内で最初に開業する店舗となる。

同社は、環境保護や社会的なニーズを考慮し、材料、工法、構法などを適材適所に選択、
提案する新たな試み「TEKIZAI」に取り組んでいるが、本物件はその試みの適用第1号プロジェクト。

設計施工は、同社と業務提携を行う住友林業がデザイン監修を担当した。

今回、純木質耐火集成材「木ぐるみFR」を使用しているが、
これは国土交通大臣認定の「1時間耐火構造」を取得した住友林業の商品だ。

工事実施に際し、同社はエリアの開発コンセプト「憩う・くらす・育む」に相応しい商業店舗として、
機能的であることに加えて憩える空間としても利用でき、「木を魅せる、見た目も憩える、毎日行きたくなる」
木造建築物の提案を行い、採用されたという。

工事の概要は、木造(耐火建築物)平屋建て、敷地面積1002.82㎡、建築面積219.50㎡、延床面積199.19㎡。

建物外観  ※プレスリリースより

 
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