トップページ ※プレスリリースより
レアワンは21日、会員制収益物件サイト「レアワン」をオープンしたと発表した。
同サイトは、不動産サイトに一般的に出回ることがない任意売却・相続・
自己破産などの特別な理由で売却される非公開物件のみを掲載したもの。
ターゲットは不動産買取会社、個人投資家といった不動産に関するプロを対象にしている。
費用は買い手の法人が月額5000円(税別)、個人が月額3000円(税別)、売り手の不動産会社は月額5000円(税別)となる。
サイト登録後1カ月は無料となるキャンペーンを展開しているが、キャンペーン終了の期間については未定という。
初年度の登録者数について約300人という目標を掲げる。
24日現在、同サイト内には24の物件が掲載されている。
サイト開設の背景について、同社担当者によれば次の3点を挙げた。
1.情報を開示できないため、不動産会社の懇意にしている投資家だけに水面下で案内される
2.売却までの期限が決まっていることが多く、市場価格よりも安い価格で売りに出される
3.利回りが高い、転売益が見込めるため、投資家や再販業者等にすぐに売れてしまう
サイトの特徴について、「会員制を採用」したことが挙げられる。
本人確認、不動産取引のトラブルがない投資家だけに詳細情報を開示し、
不特定多数の投資家に情報が流出しない仕組みを採用している。
次に、「売買成立に関する手数料は一切不要」としている点。
これは売買手数料が発生しないため、売り手である物件掲載を行う不動産会社にとっては
両手(売買手数料6.0%)で取引ができるというメリットがある。
ほかにも、「入札制を採用している」ことも挙げられる。
一番高く入札した法人、個人が優先交渉権を獲得し、売り手の不動産会社との売買交渉ができる。
この3つの特徴があるため、「通常は出回らない収益性の高い不動産物件を投資家に提供することができます」(同社担当者)という。
さらに、同社担当者は「任意売却物件の売買に関するさまざまな問題解決を行うことがサイト開設の理由になります。
ですので、(売買)手数料を取ろうということは考えていません。不動産会社さんではなかなか表に出せない物件があり、
そうした物件にはお客さんがつかない。また個人投資家さんだと物件が買えない。
そうしたなかで、中立的な立場で入札方式のサイトを立ち上げることで、
今まで流れていた案件がまとまりやすくなるのではないでしょうか」と述べる。
そして、今後の展開について「現在は任意売却ということをメインにしていますが、
今後は相続についても力を入れていきたいと考えています。
実際、相続したがその中には物件だけでなく負債付きのものもあったという人の相談が少なくありません。
仮に借金が2000万円あり、相続した物件がいくらになるのかわからない。
このような場合、不動産屋さんなどに査定を依頼すると実際の売却額より高くなるケースが少なくありません。
売れればいいのですが売れずに借金額を下回る方もかなりいました。
相続は受けるか放棄するかの意思判断が3カ月ぐらいの期間しかありません。
その意思を決めるまでの間にレアワンに出していただき、最低価格を決めてその金額より高く売れれば、
相続を安心して受けられます。そうした使われ方ができるようにするためにも、
今後はサイトを広めていきたいと思っています」と語った。
仕組み ※プレスリリースより
■サイトURL
レアワン: https://rare-one.jp/