南側外観完成予想図 ※プレスリリースより
野村不動産は「東池袋五丁目地区第一種市街地再開発事業」に参加組合員として参画する。
その新築工事が17日に着工したと発表した。
同社は2011年1月に事業協力者として選定された。竣工は2019年3月を予定している。
同事業は、2013年4月に東京都の「木密地域不燃化10年プロジェクト」における
不燃化特区制度先行実施地区のコア事業と位置付けられ、実施方針策定後、初めて組合設立が認可された事業だ。
開発の経緯は(豊島区)東池袋四丁目、五丁目一帯は昭和初期に街並みが形成され、
老朽化した木造住宅が密集する地域で、災害時の危険性が高く、防災上の課題があった。
そうした課題から豊島区では1983年より居住環境総合整備事業の推進に取り組んできた。
東池袋五丁目地区では、都市計画道路補助第81号線の整備に合わせ老朽化建築物の建替えや、
防災機能を備えたまちづくりの気運が高まったことを受け、2010年9月に準備組合の設立、
2014年8月の都市計画決定、2015年6月、再開発組合の設立認可を受けた。
その後、2016年6月に権利変換計画認可を経て、今月17日の新築工事の着工となった。
主な施設概要は、建築敷地面積が約1580㎡、建築面積約870㎡、延床面積約1万4700㎡、
構造・規模は鉄筋コンクリート造、地下1階、地上21階建て、住宅132戸(地下1階~20階)。
案内図 ※プレスリリースより