「New arietta」 外観イメージ ※プレスリリースより
LIXIL住宅研究所は、新商品「New arietta」(ニュー アリエッタ)を8日から発売したと発表した。
新商品は高気密・高断熱の注文住宅のシリーズで、
今回は「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)対応力の強化」「パッシブデザインの深化」
「トータルコストの最小化」を図ったという。
同社内で住宅フランチャイズのブランドを展開するフィアスホームカンパニーが扱う。
販売地域は、全国(北海道、九州、沖縄及び一部地域を除く)で、初年度の契約棟数を150棟とする。
メインの顧客層は40~50歳代のデザインにこだわりを持つ人を想定している。
新商品の発売を記念して「生涯ずっと節約できる家 応援キャンペーン」を6月末まで開催する。
新商品の特長は次の4点になる。
①ZEHを見据えた外観デザインとして、「パッシブ設計」を強化したゲートデザインを採用。
特に日射取得・遮へい対策の設計を強化。
②「太陽光発電」の利用によるイニシャルコストの削減。ZEH仕様・パッシブ設計によるランニングコストの削減、
外壁タイル提案、ホウ酸防腐・防蟻などによるメンテナンスコスト削減による「トータルコストの最小化」を実現。
③オリジナル断熱材一体型パネル「eパネル」とアルミと樹脂のハイブリッドサッシ「サーモスⅩ」を採用し、
(同社の)北海道の断熱基準をクリアする断熱性能を実現。
④③の高性能な建物をベースに、「太陽光発電システムの増量」「DCモーター仕様の熱交換換気システムの採用」
「ECHONET Lite規格対応型エネルギー計測モニターの標準化」「蓄電池の設定追加」などによりZEH対応を強化。
今後の販売について、同社担当者は「アリエッタ自体は、ZEHが標準仕様になっているので、
この建物を建てるだけで地球温暖化の防止にも貢献でき、お客様にとっても省エネになるというメリットを訴求していきたいと思っています。
われわれはZEH以外は販売していかないという意気込みでやっています。それを6月末までのキャンペーンで訴えていきたいです」と述べた。