パナホームは8日、戸建住宅のフラッグシップ商品「カサート プレミアム」を発売した。
カサート プレミアムは、新空調「エアロハス」を搭載している。
この空調は、「専用エアコン+換気システム」による換気・空調システムのことだ。
昨今、日本では住宅内の温度環境の急激な変化が原因でヒートショックによる事故が課題となっている。
ヒートショックは温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することなどが原因となり起こる健康被害のことで、
失神や心筋梗塞、不整脈、脳梗塞を起こす要因となる。
エアロハスは家の中の温度ムラが少ない温度バリアフリーと好みに応じた部屋ごとの温度調整が行えるのが特長で、
ヒートショックのリスクなどを軽減することが可能。
除湿能力を高めることで夏場でも快適に過ごせ、空調をOFFにしてもダクトのカビを抑制する機能を持っている点が特長として挙げられる。
さらにPM2.5にも対応する空気浄化能力といった特長を備えているという。
同社の調べによれば、粒径0.3μmの粒子を99.97%除去するHEPAフィルター搭載の全館空調システムとしては、工業化住宅業界としては初という。
カサート プレミアムは耐震や断熱、デザイン性などにも高品質な仕様で、付加価値を持たせたフラッグシップ商品として展開。
顧客ターゲットは40歳代~50歳代半ばの消費意欲が旺盛で、ブランドやハイグレードな物事にこだわる傾向を持つ層としている。
パナホーム「カサート プレミアム」外観 ※プレスリリースより