シューズメーカーのアキレスは硬質ウレタンフォーム断熱材「ジーワンボード」(Z1ボード)を開発、10月から発売すると発表した。
一般用断熱材としては業界最高水準の断熱性能となる熱伝導率0.018W/(m・K)を実現した。
地球温暖化により、「ZEH」(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)などの高断熱性能住宅が注目されている。
住宅用断熱材にも一層の高性能が求められており、硬質ウレタンフォームなどの発泡プラスチック系断熱材についても、
メーカー間の技術競争が進み、高性能化が図られている。
同社では2006年に熱伝導率0.021W/(m・K)の高性能硬質ウレタンフォーム断熱材「キューワンボード」を発売後、
面材の遮熱性能強化などの製品改良を加え高性能断熱材市場をけん引してきた。
「ジーワンボード」(Z1ボード)の性能を生かした高断熱住宅や建築物への応用方法、
あるいはその施工方法などについて、今後市場に提案していくという。