住宅設備大手のLIXILは6月1日から上質な大判タイルと新工法を採用した「タイルデッキ」を発売すると発表した。

 施工性に定評のある人工木デッキと同等の基礎部材(アルミフレーム)にタイルを接着剤張りする乾式工法を採用する。

乾式工法は、一般的なタイルの施工に用いる湿式工法に比べ、
モルタル施工や養生期間が不要なため省施工と工期の短縮が図れる特徴がある。
さらに、住宅の床下換気口をふさがず設置が可能なため、室内の床とデッキの高さをほぼ同じにすることができる。

タイルは600角の上質な大判タイルを使用。厚さ20mmと従来のタイルよりも厚く、
1800N/m2の荷重にも耐えられるように強度を高めた。カラーは「アイボリー」と「ブラウン」の2色。
リビングや外壁の色と合わせて選ぶことができる。
また、幕板は「ホワイト」「シャイングレー」「ブラック」の3色を取り揃えている。

タイルデッキのステップは2段まで設置可能で、敷地の広さや住宅の高さに合わせてレイアウトできる。

 オプションとしてワンタッチ施工で簡単に取付けできるLEDライン照明がある。
柔らかな印象を与える間接照明として、浮遊感を際立たせ、昼とは違った表情を演出する。

照明には、「グッドデザイン賞2016」や「iF デザイン賞 2017」などを受賞した「美彩シリーズ」の
「シンプルラインライト」を採用している。

価格は、ステップなしのもので税別34万2400円(サイズ:間口3600mm、出幅1800mm)、
L字ステップ納まり2段のもので税別53万4000円(サイズ:間口3600mm、出幅2400mm)。

※プレスリリースより

 
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