不動産ポータルサイト「JIBANGOO(ジバングー)」を運営する
地盤ネットホールディングス(本社:東京都千代田区、山本 強代表取締役)は
4月下旬から「微動探査による地盤調査サービス」を提供すると発表した。

同サービスは子会社の「地盤ネット総合研究所」(東京都千代田区)が
「国立研究開発法人防災科学技術研究所」(本所:茨城県つくば市)、「白山工業」(本社:東京都府中市)と
共同研究を進めてきたもので、微動探査は振動から地盤の特性を推測する調査法だ。

微動探査は、常に体感できないほど僅かに振動している地盤の動き(微動)を観測する地盤調査手法。
微動の地盤中の伝わり具合を観測し、地盤の硬さや地下構造、地震による地盤の揺れやすさなどを調べることが可能だ。

微動探査の特徴として、「地面を掘削しない(非破壊測定)」「調査時に騒音、振動、排気は一切出ない」
「1カ所の測定は20分程度で済む」などが挙げられる。

微動探査サービスでは、「地表から30mまでの平均S波速度(地震による地盤の揺れやすさの実測値)と
表層地盤増幅率(どのくらい地震の揺れが増幅されるか)、地盤の固有周期(どのような建物が揺れやすいか)、
S波速度による地下構造(オプション)所見などを提供する予定」という。

正式なサービスの費用、納期、仕様等の詳細は、改めて知らせるとのこと。

 
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