三菱商事子会社で不動産運用を行う「ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント」(以下「DREAM」)
はこのほど、米国不動産開発ファンド「DREAM US Fund」を組成したと発表した。

「DREAM US Fund」は、DREAMが日本国内の機関投資家向けに組成した初の海外不動産を対象としたファンド。
三菱商事系の不動産投資会社が米国で手掛ける賃貸住宅や物流施設の開発事業に共同出資(49%以下)するファンドで、
DREAMは同ファンドのアセット・マネジメント業務を受託する。

「DREAM US Fund」はファンド規模約5100万ドル、運用期間は原則4年のフルシード型ファンドとして、
開発、リースアップを経て物件を外部売却する事を想定。
同ファンドは、合計資産規模で約2億5000万ドルの不動産3物件をシード・アセットとしており、
物件内訳は賃貸住宅2件(テキサス州、コロラド州所在)・物流施設1件(カリフォルニア州所在)。

DREAMでは、「DREAM US Fund」のシリーズ化含め、
更なる海外不動産を投資対象としたファンドの組成を複数検討している。

 
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