薪を焚き、お湯をわかす、五右衛門風呂は、
誰もが郷愁を覚えるものの一つだ。
そんな、五右衛門風呂のある賃貸住宅の入居者を兵庫県丹波市が募集している。
これは、「定住促進住宅」という制度で、同市内の賃貸住宅を、田舎暮らしにあこがれる
移住・定住希者に最長で10年間貸し出すもの。
同市が所有者から借り上げリフォームをする。
建具や梁、縁側などの間取りはそのまま、壁や床のみを新調、
古民家の良さを残したまま、必要最低限の部分をキレイにし、若い人にも住みやすくして
空き家を提供する。
トイレはもちろん水洗トイレだ。
物件は、築50年と55年の2戸
4月以降の入居者を今月10日まで募集している。
入居資格は50歳未満、自治体加入などの条件がある。
同市の担当者によると、30代の夫婦が内見に来ているという。
家賃は月5万円。この値段で木造2階建ての古民家に住むことが出来る。
同市のホームページで間取りなど詳細など告知されている。
市では入居者が地域に溶け込めるように支援も行うという。
※物件の内観 (丹波市提供)
※物件の外観(丹波市提供)