CBIT(東京都千代田区)は、11月11日より不動産オーナー向けWEBサービス「ビズアナオーナー」において、パナソニックAWエンジニアリング(東京都中央区)の「シャワー&パウダーII」の提供を開始したことを発表した。

画像=HPより

同サービスは、築古物件における3点式ユニットバスの課題解決を目指すものだ。

背景には、賃貸物件における「バス・トイレ別」へのニーズの高まりがある。単身者を対象とした調査では、約7割が「バス・トイレ別」の物件を選好すると回答。特に若年層でこの傾向が顕著となっている。しかし、築古物件の多くは3点式ユニットバスを採用しており、これが賃料低下や空室率上昇の一因となっていた。

画像=プレスリリースより

不動産オーナーの間では「バス・トイレ別」へのリフォームニーズが存在するものの、工事期間の長さやコストの問題から、実現を断念するケースが少なくないとされる。今回提供開始された「シャワー&パウダーII」は、既存の3点式ユニットバスの空間を活用しながら、トイレを分離する工事を最短2日で完了できる点が特徴だ。

「ビズアナオーナー」は現在、約1,300名の会員を抱える不動産オーナー向けプラットフォーム。同社は本サービスを通じて、築古物件における設備面での課題解決を図るとともに、物件の価値向上を支援する方針を打ち出している。

 
  • line
  • facebook
  • twitter
  • line
  • facebook
  • twitter

本サイトに掲載されているコンテンツ (記事・広告・デザイン等)に関する著作権は当社に帰属しており、他のホームページ・ブログ等に無断で転載・転用することを禁止します。引用する場合は、リンクを貼る等して当サイトからの引用であることを明らかにしてください。なお、当サイトへのリンクを貼ることは自由です。ご連絡の必要もありません。

このコラムニストのコラム

このコラムニストのコラム一覧へ