「不動産テックカオスマップ」第10版に向けて、掲載サービスを公募

不動産テック協会が、不動産テックサービスを紹介する「不動産テックカオスマップ」の第10版発表に向けて、掲載候補となるビジネスやサービスの公募を2024年6月1日より開始する。

画像=プレスリリース

2016年から毎年発表しているカオスマップは、独自のリサーチによって選定された不動産テックビジネスやサービスを網羅的に紹介するものだが、これまでは協会の担当チームが行う調査に基づいていたため、網羅性や正確性に限界があった。そこで、10回目の節目となる今回、掲載内容の更なる充実を図るべく、事前の公募を実施することになった。

応募や推薦によって寄せられたビジネスやサービスは、協会が定める不動産テックの定義に沿って公平に審査され、革新性や実用性、市場への貢献度などを考慮して掲載の可否が決定される。応募の受付期間は2024年6月1日から30日までで、推薦するビジネス・サービス名や提供企業名、事業内容、公式サイトURL、応募理由などを指定のフォームから提出する。

第10版では、カオスマップのカテゴリーにも変更が加えられる。「不動産情報」は「不動産データベース」に名称変更され、「リフォーム、リノベーション」と「物件情報、メディア」のカテゴリーは他のカテゴリーに統合・削除される。

不動産テック協会は、情報セキュリティやデータベースに関するルール策定、海外の不動産テックサービスの状況調査などを通じて、業界の健全な発展基盤の構築と最新テクノロジーの活用促進に取り組んでいる。カオスマップ第10版の発表は2024年8月28日を予定しており、業界関係者や不動産テックに関心のある人々の注目を集めそうだ。応募ビジネスやサービスの個別掲載可否については事前に通知されないという。

【不動産テックカオスマップ公募概要】

受付期間

2024年6⽉1 ⽇（土）から2024年6⽉30 ⽇（日）まで

届出提出先及び⽅法

提出先 ︓⼀般社団法⼈不動産テック協会 事務局

提出⽅法 ︓下記フォームよりご提出ください

https://forms.gle/C7ECU849k2pX69QN7

審査基準

不動産テックの定義に沿った革新性、実用性、および市場への貢献度を考慮します