2024年2月8日、施工管理アプリ「ANDPAD」を運営するアンドパッド(東京都千代田区)は、不動産・住宅業界特化のマーケティングオートメーションツール「Digima(デジマ)」を運営するコンベックス(東京都渋谷区)と、グループ会社化・全株式取得に向けて、基本合意を締結したことを発表した。

左から アンドパッド 代表取締役 稲田武夫氏、コンベックス 代表取締役 美里泰正 画像=プレスリリースより

コンベックスが運営する「Digima」は、不動産・住宅業界における営業プロセスの最適化を支援するマーケティングオートメーションツール。ポータルサイトからの反響を自動で取り込み、営業担当の代わりに自動でメールやSMSでのフォローを行う。

電話・メール・SMSを「Digima」内で集約し、複数の集客媒体を組み合わせた適切なアプローチが可能になり、来店から面談までの活動の可視化と自動化が実現できる。

一方、アンドパッドが運営する「ANDPAD」は、導入企業数シェアNo.1のクラウド型・建設プロジェクト管理サービス。現場の効率化から経営改善まで一元管理を実現し、長時間労働や人手不足のような課題が山積する建設業界でのDXに取り組む。

今回の資本業務提携でサービスが繫がることで、「Digima」から得た顧客情報と「ANDPAD」で得た顧客データをリアルタイムに連携させることで、さらなる生産性の向上に繫がるという。

また、「Digima」が「ANDPAD」の製品ラインナップに加わることで、反響から受注、施工、アフター管理全般の一元管理が加速度的に強化されるようだ。

 
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