2024年1月17日
半数以上が住宅価格や住宅ローン金利が上昇すると予測。LIFULL調べ
リビンマガジンBizNews
LIFULL(東京都千代田区)は、5年以内に住宅を購入予定の人を対象とした「住宅ローンに関する意識調査」を実施し、結果を発表した。
- 調査対象者:5年以内に家を購入する予定があり、住宅ローンを利用予定の人
- 有効回答数:有効回答数:スクリーニング:5851人、本調査:658人
今後1年間の見通しについて尋ねた質問では、住宅価格については55.5%が「上昇すると思う」と解答し、過半数が引き続き住宅価格が上昇すると考えている。また、住宅ローン金利に関しても「何かをきっかけに大きく上昇する」(16.9%)、「ゆるやかに上昇する」(52.4%)と、約7割が上昇すると予測しているという結果だった。
住宅購入に対する意識について聞いたところ、「住宅ローン金利が上がる前に買いたい」(44.7%)がもっとも高く、「住宅ローン控除(減税率)が変わらないうちに買いたい」(42.1%)、「希望に合う物件が出たら買いたい(現状希望に合う物件が出ていない)」(36.0%)と続いた。
住宅ローンを利用するに当たって検討したい金融機関に関して、関東・近畿地方では「メガバンク」が65.4%と高い一方で、関東・関西以外においては「地方銀行」(48.0%)の割合も高い結果となった。