帝国データバンク(東京都港区)、全国約119万社の自社データベースをもとに、女性が社長(代表)を務める企業について分析を行い、都道府県や業種別の女性社長比率を発表した。

画像=プレスリリースより

全業種での国内全体の女性社長比率は8.3%で、前年(8.2%)を上回り、統計として遡れる1990年以降で過去最高を更新する結果となった。しかし、比率は未だ1ケタ台で、2023円6月の「女性版骨太の方針2023」において、プライム上場企業の女性役員比率を2030年までに30%以上とする、といった女性リーダーや女性活躍を掲げているにも関わらず、低水準にとどまっている。

画像=プレスリリースより

また、都道府県別では「徳島県」が12.0%でトップ。次いで沖縄県(11.6%)、青森県(10.9)という結果だった。

画像=プレスリリースより

社長に就任した経緯に関しては、「同族承継」が50.6%と約半数を占めた。男性社長の「同族承継」が40.2%で、男女比では女性の方が10ポイント以上高いことがわかる。2番目は「創業者」で35.2%だった。

画像=プレスリリースより

業種別の女性社長の比率を見ると、「不動産」業が17.3%と他業種と比べても大きく差をつけて最も高く、「サービス」(11.2%)や「小売」(10.9%)などが、全体平均の8.3%を上回った。

 
  • line
  • facebook
  • twitter
  • line
  • facebook
  • twitter

本サイトに掲載されているコンテンツ (記事・広告・デザイン等)に関する著作権は当社に帰属しており、他のホームページ・ブログ等に無断で転載・転用することを禁止します。引用する場合は、リンクを貼る等して当サイトからの引用であることを明らかにしてください。なお、当サイトへのリンクを貼ることは自由です。ご連絡の必要もありません。

このコラムニストのコラム

このコラムニストのコラム一覧へ